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半年雑感

お休みにならないと自分のブログを更新する時間的&精神的余裕がないもんで、気がついたらもうひと月が経っちまっていました。
す、すみません。

ちなみに今日も実はお休みというわけではないのだけど、世間で連休の真ん中の日だからか、意外なくらいぽっかりと時間ができまして。
って、ドライバーさん達は今まだ走っているんだけど(^^;)
この余裕のできた日に、何か書いとこうと。
真っ昼間だけど許してねw 一ヶ月ぶりじゃけんねw

一応、日々の報告はこちらに送っているので、どんな毎日を送っているのかの欠片を覗いてみて下さる方がいるなら、こちらへ。
(報告メールを札幌でブログにしてくれているのだけど、これに入魂するもんで、なかなか同時進行でこっちが書けない…)
書きたいことは、ほんとうに沢山あるのだけど。
活動報告ではない、日々のもろもろの思いとか…。
書きたい時には暇はなし…。

私がこっちに来て、半年が経った。

被災地支援のフェーズは変わりつつある。
当たり前だ、そうでなくては困る。
避難所が、あと2日で閉鎖になる。
避難所に残っていた人たちが、よほどの理由のある人以外、出ることになる。
「避難所でいつまでも甘えてタダ飯食ってたような人たちでしょ」?
確かに、いるさ。そういう人もきっと。
色んな人はいるさ。でもってそういうのも、一概に悪いというのもどうかと思うし。
家も財産も、いくらかでも普通にありながら、もっともっとせせこましい、法律をかいくぐる節約術に躍起になっている人がそれを言ってんなら、まず鏡を見なさいって思うし。
そんなのよりかずっと正統だっちゃ。
それに、そうじゃない理由の人も山ほどいる。
津波をかぶったヘドロまみれの自宅を、大まかには大工さんが直してくれるとはいえ、きちんと掃除する術もない、80過ぎの弱ったばあちゃんが一人でおうちに戻るとか。
病院があるから一日でも長く市街地エリアの避難所にいたいとか。

背中に取りすがってきた奥さんを助けることもできず自分も流され、奇跡的に助かったじいちゃんが、生き残った罪悪感に苛まれながら、一人で馴染みのない遠く離れた仮設住宅の中で暮らし始めてる。
「助けてけれ」と海からの沢山の声を聞きながら、瓦礫の間から出ている手や足をどうすることもできないまま、何日も歩いたという人々、いくらでもいる。
毎日泣くばかりの人がいる。
直接の被害ではなくても、深く傷ついたままの人たちも沢山いる。
ぶつけられないフラストレーションをみんな抱えてる。
フェーズが変わってもまだ何も終わってない。
余所者の私達がいつまでもはできない。それはわかってるけど、終わっていないということもわかってもらわなくちゃならない。
被災地だけじゃない、東京でも北海道でも、気付かぬうちに傷を負っている人たちが沢山いる。
傷の浅い人が、それだけドンカンなだけかもしれない人が、自立とか甘えとかもっと前向きにとか元気を出してとか、あんまし強要しちゃあいかんと思う。

元気になってもらいたいのは、優しさなんだとしても。元気が出ない人を否定しないことは、もっとでっかい優しさだ、たぶん。

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こっちに来て2回ほど、居酒屋さんに行っちゃったー♪
っていうかこの「日高見」純米酒、なまらうまいっすよ。

地元の居酒屋に飲みに行くのと違い、気を遣うこともある。
しばらく前だけど、どっかの週刊誌が、「ボランティアが繁華街で騒いで地元に迷惑かけてる」というような記事を載せたらしい、とかあるしね。
「基本的にボランティアは余所者。不快に思う地元の人がいても当たり前だと意識しておきなさい。」
よくそんな言葉を聞くし、言う。

それでも。
そういう系の、面白がって飛びつくのを狙っただけの記事書いて横からはやし立ててる記者の方がよっぽど余所者だから。下手したら現場見たことないとか。
実際変な人もいるだろうけど、ボラに関係なくどこにでもいるけど。
ひるまずに、こっちで頑張ってる人たち、すごいと思う。
善意の押し売りや独りよがりのKYさんにはならないようにしなくては、とは思うけど。
結構ね、根も葉もない事言われてる団体とかもあって。
金儲けしてるとかなんだとか。
(ほんとうにそういうサギ団体も被災地に入っていると思うので要注意ですが)
ボランティアやらなければ、そんな風に踏みにじるようなことを言われることもないのに。それでもやるんだから。金儲けどころか、金は失いっぱなしで、名誉棄損までされて。
横からちまちまアラ探して意地悪言う人たちよりずーっと幸せな人生だよ。間違いない。
地元の人は、恐縮するくらいにお礼を言ってくれる。

「ボランティア」という言葉、今でもあんまりなじめなくて使いたくないけど(いや、電話で一日何十回も言ってるけど)、そういう負のイメージをこの言葉に負わせたものからは決別しなくちゃな。
なんか書きながらよくわからなくなってきてしまった(いつものこと)


ところでそういえば10月14日に北海道のNHKで震災特集番組をするそうです。
自分も撮られたので「見て見て」と非常に言いにくいんじゃが、某写真週刊誌みたいなヒラヒラ煽る記事見るくらいだったら、震災後通算40日くらいびっちり張り付いてしっかり見つめてくれた人たちの作った番組を見るがよい!!


避難所から仮設住宅に引っ越すおばあちゃんの送迎をした車が、仮設でテレビや家具の取り付け終わらせて戻ってくるので、この辺でサラバ。
昨晩はなぜだか、10年以上も前に児童会館に来ていた子供が大人になってこっちに来る夢を見た。
by ushimaton | 2011-10-09 14:24 | 東日本大震災


気が小さいのに、珍しいものは好き。 道草を喰って、たまに反芻したり。 牛歩ではありますが。


by ushimaton

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 生まれと育ちは北海道

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 行っております

 コメントの返事が
 とどこおりがちですが、
 嬉しくありがたく
 読ませていただいています

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災害移動支援ボランティアRera


 
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