<   2010年 04月 ( 7 )   > この月の画像一覧

残念無念の延期でござる

f0032403_21153451.jpg

先日の記事で、皆さんをお誘いしました「牧場バーベキュー」でしたが……。

宮崎県での口蹄疫発生を受けまして、しばし「延期」とすることになりました。

遠いところでの発生とはいえ、まだ広がっているということ。
感染ルートがはっきりしていない状態での、畜産農家としての危機管理意識の啓蒙の意味も含めての決定、だそうです。
ちなみに私の農場も、よその牧場への出入り自粛令が出ており、畜産業界は今揺れに揺れているのです。

ううう……
せっかく、15人も友達(やその友達)が楽しみにしてくれていたのに…。
残念無念(T_T)
タイミングが悪かった。

でもね、また開催が決まったら連絡しますからね!
今回参加できなそうだった人も参加できるかもしれないしね!

ちなみに!!
「口蹄疫」というのは、牛や豚などにとってのつらい病気ですが(口や蹄やお乳に水疱ができて痛い)、人間には全く感染しない、無害な病気だからね。
もちろん、牛肉や牛乳にも問題ありません。きっぱり。
牛たちにはとっても感染力が強いが故に、各牧場は互いの行き来を警戒してるのです。


今は「食べるものを作る」ところと、「食べる」人々が、あまりにも離れていて、お互いが(特に「食べる人」から「作る現場」が)見えにくくなっている世の中だから。
現実とはかけ離れた噂が「食べる」人々の間にまことしやかに流れて、
「あれはこんな悪いものを使って作られている」
「それはとっても体に害がある」
なんて話や本が売れたりしている。
中にはまるっきり嘘ではないものもあるんだろうけど、あんまり丸ごと信じない方がいいわよ(^^;)

私は相変わらずテレビもラジオもネットも見ていない生活なので、現状がわからないけど、この口蹄疫騒ぎで誤解の渦が生じていないことを願います。

こんな時こそ、牛肉や牛乳、買ってやって下さい。あ、豚肉も。

おそらくは自分たちの管理のせいでも何でもなく、口蹄疫が発生してしまった農家は、飼っている全て、仔牛も含めた全てを、殺処分しなくてはならない。

気持ち、わかりますか。
わらかなくても、わかろうと思えますか。


ともあれ。
早く騒ぎが収まって、また楽しくバーベキューの案内を書ける日が来ますように。
by ushimaton | 2010-04-29 21:15 | まきばにっき

牛絵描きブログ開設じゃ!

全国のとみちゃん版画ファンの皆さーーーん!!

とみちゃんがブログを開始しました!!

(これが書きたくてネットカフェに来ている。爆)

とみちゃんは、秋に個展を開きます。
場所は……北海道の中標津町…。

「遠くて北海道行けないけど、とみちゃんの版画を見てみたい!」というアナタ。
いつもいつも携帯電話からの投稿で小さな写真しか載せられなかった私のブログと違い、まあまあ大きな(笑)写真が見られますよ!
日記的なブログではないので、毎日更新とかそういうことを期待してはいけませんぞ(笑)

しかし。
これで満足してはいけません。

何しろ実物は、ほぼ等身大ですから!


この機会に、最初は「ミホちゃん」と書いていたのに途中から「とみちゃん」になったりと一貫性のない私のブログ記事に、この際なので『とみたみほ』というタグを作ってしまいましたー。
登場するたびにこのタグを使うとなるとちょっと登場しすぎなので(爆)、とりあえずとみちゃんの版画や絵に関すること、もしくはとみちゃんばっかし登場する記事に、このタグを入れてみました。
(私の目に映った)とみちゃんの、牛を描く、牛を彫ることへの内面的な原動力についても、ぽつぽつと書いています。

「とみたみほ」タグをここに載せようとしたけど、リンクがうまくいかないようなので、この記事の一番下の「とみたみほ」をクリックしてください…(^^;)

ところでこの「タグ」なんですが。
本来は、記事の分類に便利というものではあるけれど、携帯電話からの投稿記事にはタグがつけられない(できないこともないのかもしれないけど、投稿するだけではつけられない)ので、携帯記事にはほとんどついていません。
ということは、このブログではあまり役に立ってないっちゅうことで(笑)
「とみたみほ」は今つけたけど。

f0032403_15253366.jpgその、とみちゃん。

つい先日、誕生日プレゼントにと、こんな素敵なものを送ってきてくれた。

北海道の木を使った素敵なフレームにおさまった、みっちゃんの家のサンちゃんとひーちゃんのイラスト!!

かわいいーーーーー!!!
嬉しいーーーーーー!!!

机にちょこんと乗せておくと、朝起きたらひーとサンちゃんが笑いかけてくれますねん。
癒されるわぁ…。

版画だけではなくこんな素敵な絵も描いちゃう。
あったかいなあ。
今度絵本も手がけてください( ̄∀ ̄)
(携帯写真で画質いまいち)

以上、珍しく敬語の記事でしたー(笑)



私の話なんだけど。
少し前、いろいろとちょっと勢いを失った時期があって。
その時、
「誰も見ていなくても、牛は見ている。」
と言ってくれた人がいた。

で、数日前。夕方の搾乳で一人と牛たちだけになったとき、その日の中で一番心が落ち着いている自分に気がついた。
いや、人間と喧嘩してるとかなんだとか、そういうことではないのだ。
牛は、牛である。
良くも悪くも、人間の人間くさいものを、何も持っていない。
人間が勝手に擬人化して都合よい反応を受信することならあるかもしれないけど。

まだふた月にも満たない、一人搾乳になってからはたったのひと月の私なのだけど。
でも、明らかに、牛は最初のころよりも私に慣れている。「なついている」ではなく、存在に慣れている。
こっちがピリピリしていると、牛も嫌がる。やり方が知らず知らず乱暴になっているからだろう。
ゆったり構えていると、少し落ち着いている。
変な気遣いにうろうろなんて、しなくていい。
何かを言われるとか、おびえる必要もない。
牛が見ているのは「私」であって、私の言葉でも小手先でもないから。

その時、ふととみちゃんのことを思い出したのだった。

自他共に認める“牛萌え”とみちゃん(笑)
私は、もちろん牛は嫌いじゃないけど、牛という生き物にほかの生き物と分けた特別な愛情を持つわけではない。
なので、なんとなく「ふーん、色んな人の愛情があるからね」というくらいしか考えていなかった。
でも、急にリアルに思い描けたのだ。
いろいろなものがぐるぐる渦巻くところから、牛たちの群れの中に入ってきて、ただ「自分」を認識するだけでいてくれるという空間で、おそらく泣いたこともあったろう彼女の影を。


「私には牛がいるじゃん!」
そう自分につぶやけるようになって、少しだけ心強くなれた気がした、一昨日は私にとってちょっと“脱皮の日”だったかも…しれない。かもしれない。(弱気)


冨田美穂、牛版画ブログ『うしのつむじ』


      ↓コレコレ。
by ushimaton | 2010-04-25 16:04 | おすすめ!

べっぴんコンテスト

f0032403_21291786.jpg

f0032403_21291780.jpg

牛の「美人コンテスト」というものがある。
その名は、『共進会』。
全国の選ばれし美人いや美牛たちが集い、チャンピオンを競うという、まさに美人コンテストである。
出品者は酪農家さんたち。
育て上げた自慢の美牛をエントリーさせて、厳しい審査を受けるのだ。

北海道で色々な酪農家と関わったが、共進会に出品しているとか興味があるとかいう人々にはほとんど会ったことがなかった(笑)
こっちの人々の方が一生懸命なんでないかなあ?
お金と手間がめちゃくちゃかかるし、直接の利益はないし、好きである程度余裕がないとしないんだろうな。

フケンでは最大級だという共進会の見学に連れて行っていただいた。
金曜日の夜、仕事の後で車を乗り合わせて静岡まで。
季節はずれの寒波で、信じられないくらいに寒い!(*_*)
セーター、フリース、ダウン、仕事の防寒着を着ても震える異常事態であった。

共進会に来たのは、まるっきり初めてである。
伝え聞きなどで、なんとなくどんななのかは想像していたが…
すごかった、いろんな意味で(@_@)

そもそも、「美牛」ってどんなのが「美牛」なの??
乳を搾るのが目的の乳牛に、“美しさ”ってなんの意味があるの??
コンテストの存在意義ってなんなの??
いろんな「??」がたくさんの私。
だから、とにかく現場を体験できるというのはいい経験だと思ったのだった。

行きの車の中で、共進会の牛の話・基礎編をあれこれ教えていただいた。
「美牛」とは、「や〜んかわいい顔〜♪」だとか「この白と黒のバランスが…」だとか、そういうコトではない。
乳牛は、やっぱり乳牛なのである。かわいい顔だからイイ牛とか言っていられないのである(笑)
しっかり出る乳であり、それが垂れ下がっていないこと。搾乳の時にやりにくかったり、大きすぎて邪魔になったりしないよう。
牛の乳は、デカいとたくさん出るというわけではないのだ。
他にも、背中の骨が鋭角的で皮が薄い(余計な皮下脂肪がついていない)、後ろの足が強い(大きく重い乳を支える強さ)、おとなしく歩く(従順さ)…などなどなど、ほとんどの基準には、乳用牛としての裏付けがあるらしい。

ただ、ものすごいガチンコ勝負なので、基準は「そこまで!?」というくらいに厳しく、出品者たちはほとんど命がけ?というくらいに(笑)入れ込んでいる。
北海道よりフケン向きって気がするなぁ、やっぱし。いや北海道の共進会はかなりのハイレベルらしいけど。そもそも牛たくさんいるしね(笑)
夜の12時くらいに到着した会場には大量の家畜車やトラックなどが溢れていた。
コンテストに出る牛たちは、それぞれ個室に入っていて、マンツーマンいや牛ツーマンに寝ずの番の人々が付き添っている。
とっっっても寒かったので、毛布をかけられた牛もいる。
ピカピカに洗われ、毛刈りをされた牛は、寝ずの番の人々によって、糞尿はバケツに受け取られお尻は綺麗に拭かれ、ピカピカのまま朝を迎えるべく細心の注意を払われている。
早朝、彼女たちは再び洗われ、最後の毛刈りをされる。
毛刈りも真剣そのもの、牛を良く見せるための様々なテクニックを駆使しての勝負だ。

共進会に出す牛は、数ヶ月いや数年単位で準備が進められている。
いい体になるための餌やりや運動、おとなしく引かれて歩く訓練。首を上げて歩く練習。種付けのタイミング。
当日は丁度良く張った乳を作るために搾乳時間の調整。などなど。

普段の牛仕事とは全く違う、まるっきり別世界だった。

人も大変だけど、牛も大変だなや〜。
見知らぬ場所に連れてこられて磨かれて引き回されて。
頭を上げた、牛にはとても不自然な形で歩くのが大変なのか、顔を引き締めて見せるために顔の皮をつねって歩いているからか、全く関係ないのか、涙ぐんで引かれて歩く牛たちを見ていると、
「お疲れさま、難儀だねぇ。」
と声をかけたくなる(^^;)
いや、何もなくても牛って何故か涙ぐんだりしてるけどね(笑)
トロフィーがかわいかった♪


人間が決めた「美牛」の基準のコンテストだけど、同じように牛たちが人間を「いい人間」コンテストするとしたら、どんな人間が「いい人間」になるのかなぁ、なんてぼんやり考えてみたりして。
ギャーギャー追わない人間?いやそもそも、「いやなことをしない人間」となったら、牛舎の人間全部アウトだな。
「あの人間はウシにKYで乱暴だから、淘汰!」
とか言われて廃用に出されちゃうとか(^^;)きゃ〜。


一番の謎、「なんでこんなことしてんの?」でありますが。
いろんな大義名分あるのでしょうが。質の向上とかそういう。
でも一番印象に残ったのは、まだずいぶん若い酪農家の跡取りさんが、
「楽しい。色々な人と話せてつながるし。仕事が楽しくなる。」
と言っていたこと。
好きや嫌いの方向性はそれぞれだろうが、共進会が好きで仕事が楽しくなるのなら、それだけでじゅうぶん良いことだと思う。

しかし、参加っちゅうよりは見るもんだな(笑)
徹夜で牛のウンコを見張ってバリカンかけるとか、ホントに好きじゃなきゃできないな〜(笑)
ともあれ貴重な経験でした。
by ushimaton | 2010-04-19 21:29 | まきばにっき

まきばにおいで!

本日は、休日出勤の代休というやつで、初の平日休みとなり申した!

よおーーし、背中に三線背負って自転車飛ばして、公園で最後の花見をして、こっち来て初めての三線の練習だ!!
と思ったら朝から雨ですねん。
しかも超寒い(TдT)

自転車は断念いたした。
しかし、待っていた平日休み。
これで警察署(運転免許の住所変更)と郵便局に行けるってもんだ。
それにしても。
祝日を動かして月曜日にくっつけるという法律がいつの間にか発生していた時は、
「日本中の人間が土日休みだと思うな!」
とか思ったりしたが、官公庁関係は平日の日中しか利用できず、働いていたら行けない。
「どっちやねん!」(笑)

…で、びしょ濡れになりながらてくてく警察署に行って、バスに乗ってちょっと大きな駅までやって来まして。
こっちに来て初めて、インターネットカフェに来ております。
たまには良いもんだ。
携帯ではなくPCからの更新♪
ブログのスキンも変更してみた。
プロフィールがずっと「もうすぐ関東…」になってたのね(^^;)
もうこっちに来て1ヶ月が過ぎました。

f0032403_13304447.jpg
ネットカフェのPCでデジカメのSDカードは使えなくて、写真は結局携帯のしか使えないんですが。

実家から連れてきたものどもをこう、飾って癒されております。

メキシコの、サン・マルティン・ティルカヘテ(たしか)で買った、まとん大好きなハチドリがサボテンの花の蜜を飲んでいる木工芸と、沖縄の天才大王が作ったむねきゅんシーサー。など。
いつも好きな物が目の隅に映るのは素敵なことです。

そのほか、こないだ送られてきた、みっちゃんの娘ひーちゃんの写真と、せり子ママの娘せっちゃんのお手紙とかにも癒されとります(笑)



さて、本題。

関東エリアのお友達のみなさま、まだ見知らぬみなさま。

一緒にバーベキューしませんか?

いえね、北関東(というのかな?)の放牧酪農家さん、リンクも横に貼っているクルミルクさんから、そんなお誘いをいただいているのです♪
先日、お蔵フェスタでもお会いしまして。

来月、5月15日(土)の昼、関東では珍しく放牧をされているというクルミルクさんの牧場で、いろいろな人を集めてのバーベキューを計画されている、と。
ちょうど暖かくていい季節、草原でもりもり草を食べるでっかいホルスタインを眺めながら、我々も飲んだり食べたりしながらのんびりお話しませんかー?

趣旨として、
「酪農・畜産関係者だけではなくて、普段牧場と接点のない一般の方たちに、酪農や牧場を身近に見てもらおう」
ということだそうで。

f0032403_14254394.jpgうし、身近に見たこと、どのくらいあります?

でっかいよー。
すごいヤジ牛だし。そのくせめっちゃビビリ(笑)
パックじゃない牛乳、飲んだことあります?
観光地の牛乳?あれもねー。なんか違うんすよ。

“観光地で飲む、濃厚で「ちち!」って味の、あれが「搾りたての牛乳」の味で、パック牛乳は、どうやってるんだかわからないけど、たぶん薄めて売っている。”
と思っている方々、意外と多いでしょう。

パック牛乳は、薄めてません。
搾った牛乳100%。添加物もゼロ。
ただ、そのままだと乳脂肪分が分離して上にたまってしまうので、ホモジナイズといって、分離しない位に乳脂肪分を細かくして、均一の味で飲めるようにしてあるのであります。
脂肪球を細かくすると、あっさり味に感じるらしい。
本当は牛乳は餌によってや季節によって、味がちょっとずつ違っている。

大半の牛は、牛舎でごはんを食べて、乳を搾られている。
草原を歩きながら地面の草をむしゃむしゃやって乳を搾られる牛は、少数派。
そういう牛でも、草しか食べないでは栄養が足りないので、そのほかの餌はもらって食べております。
なんで?それはね、
乳牛とは、人類が作り上げた生物であるということ。
人類は責任もって乳牛を面倒みなくてはいかんのです。

一般的に、放牧されている牛たちの牛乳は、牛舎で飼っている牛の乳よりも、やや“あっさり”している、といわれております。
ほら、色々と意外だったでしょう。

クルミルクさんちで、放牧牛の牛乳をいただいて、飲める人はビールなど飲みながら、お子さんたちは牛たちと遊びながら(いや、大人も遊んでいいわよ)、のんびりわいわい、バーベキュー。
下の記事で一緒にお花見した従妹ファミリーやリアル友人数名も、調整がつけば来るって(*^o^*)
クルミルクさんのお宅にも小学生のお子さんたちがいるので、家族でも是非。
まとんのようにぜんぜん家族じゃない方も是非(爆)
移動距離長くなりそうな友人連中は、前日まとんと布団を分かち合いましょう(爆)
バーベキュー費用は実費で徴収となりまする。

って、かなり勝手にあれこれ書いちゃったけど(^^;)
人数多いほうが楽しいでしょう♪

もし興味があったら、連絡くださいな。
なんでしたらコメントの「非公開」にチェックを入れてもらえば、私にしか読めません。

私もクルミルクさんの牧場行ったことないから楽しみだー。

まきばのおさそいでした。
by ushimaton | 2010-04-12 14:42 | まきばにっき

真剣に、とんま。

f0032403_22193254.jpg

毎日、「さて」と朝部屋を出てから「ふぅ」と帰宅して風呂メシ洗濯して腰を下ろすまで、ひとかたまりの嵐でございます。
食事以外座るひまもない。とろい子なので。
あたふたあたふた。
そういうのを「充実している」と言うのだろうか…笑

気がついたら1ヶ月。
早いなぁ。
日々修行!
引き続き頑張りマッスル。むきむき。
2週間ほど前から、新しい仕事を教えてもらう時以外はだいたい一人で仕事している。
慌てない日慌てない時間はないな(爆)慌て人生。
あれもこれもしようと思っていたのに、なかなかできないとなると、ついついキー(`皿´)と焦りそうになる。
早くレベルアップしていきたいところ。

牛の名前は、ぼちぼちおぼえてきた。
わたわたしているときはそれどころじゃないので、なかなかおぼえきれないのではあるが。
牛によっては名前を呼ぶと反応するのがちょっとかわいい。

搾乳されるのが嫌いな若い牛たちもいる。
バタバタ足を動かして、ミルカー(搾乳の機械)を蹴落としてしまったりするので、「胴締め」という道具を搾乳中お腹(背中!?)につけておく。
そうすると足が上がらなくてミルカーを落とせない…はずなのだが、落とします(-_-;)タタカイです。
でも実は、そういう反抗的な牛、嫌いじゃない。でもやっぱり搾乳中は嫌い(笑)
乳を搾り終わった牛は、ボタンを押してゲートを開けて出す。
一度、「胴締め」つけたままゲートを開けてしまったΣ( ̄○ ̄;)
足が上がらないから歩けない…はずなのだが、スタスタ歩いた。
ダメじゃんorz
(締め方が弱かったらしい)

仔牛の世話もしているのだが、その日常業務の中には、「体測」というのも入っている。
生後3日、8日、15日、22日、36日、60日…と決まった日齢で、体重体高胸囲などを測ったり採血をしたり採糞をしたりする。
乳飲み子が10頭いるので、ほぼ毎日体測があったり採糞があったりする。

採糞。
糞を採る。
どうやって?

牛は、お尻の穴の回りを撫でていると、あら不思議ウンコがしたくなるんですなぁ。
犬や猫も、赤ちゃんのお尻を舐めて糞をさせたりしていた気がするし、そういうもんなんでしょう。

そんなわけで、毎日のように仔牛のお尻の穴を真剣になって撫で回しているまとん。
変態みたいだ。
ウンコがもよ〜んと出てきたら喜んでいるまとん。
変態みたいだ。

体温も毎日計る。
どこで?
お尻の穴。
毎日仔牛を追いかけ回して、お尻の穴に体温計をぶっさすまとん。
変態みたいだ。


真剣そのものなんだけど、傍目に、なんか、とんま。

そんなとんまなまとんの真剣な日々を一部特集してみました。
by ushimaton | 2010-04-07 22:19 | まきばにっき

かすみか雲か

f0032403_2216326.jpg

f0032403_22163366.jpg

f0032403_221633100.jpg

3月、4月になると、東京で作られるテレビ番組は、何かというと「桜、桜」。
それが、北海道で見ていると、どうもなんだかシラケたりする。
北海道はまだ雪が降っているし、桜が咲くのは5月頃だし、卒業や入学などの思い出と桜はまるでつながらないし。

「なんであっちの人はこう桜桜言うんだろうね?」
なんて子供の頃からよく言っていた。
北海道では、桜はたしかに綺麗ではあるが、本州ほどの特別さはない。
春はまばゆいほどになだれ込んでくる。梅が咲いた直後から、桜は咲き出す。その時季、たくさんの花が咲き始め、モノトーンだった長い季節が急に彩りに満たされる。

そして、その頃、私は知らなかった。

初めて本州でちゃんと桜を見たのは、7年前。仕事で埼玉に住み始めた直後の頃だった。
いやぁ……
あれは、衝撃的だった。

北海道の桜は、ほとんどがエゾヤマザクラとチシマザクラ。
ソメイヨシノはめったにない。
一番の違いは、ソメイヨシノは花の時期は葉が出てこないのに対し、北海道の桜は葉と花が一緒に出てくるということ。
7年前の埼玉、一番仲良しだった子は、同じ日に赴任してきた、奄美大島出身の子だった。
その子も、ソメイヨシノを見たのが初めてだった。
「桜がきれいらしい」と聞いた近くの公園に行って、もうもう、2人してきゃーきゃーの騒ぎ。
「すごい!枝が全部花になってる!」
「は~綺麗だ~!」
その時、初めてわかったのだ。
そうか、こっちの人々にとって、「桜」は特別な存在なんだ。
正確には「ソメイヨシノ」が特別なんだけど。


今。
街中の至る所が、枝を全部花にした、はっとする存在感をもった木々に染められている。
ソメイヨシノは種では増えないんだってね。全部挿し木で増えている、つまり、全部ひとりの「ソメイヨシノ」たち。だから、咲くときは一斉に咲く。
花の時期は、せいぜい2週間もつかどうか。
だけど、その短い花の時期が、息を飲むほどに独特な、特別で不思議な空間を作るから、それがやみつきになるから、たぶん人々がソメイヨシノを植え続けてここまで来ているんだろう。
長い1年間の、ほんのほんの2週間のためだけに。


結婚してこっちに住んでいる、よくブログにも登場するわかなちゃん&まきちゃんのママである従妹一家の家の近所に、とても広い桜の名所がある。
この週末、従妹に呼ばれて、花見に行ってきた。

同じく現在首都圏人である、単身赴任中のにわか独身貴族である従兄と、愛知に住んでいる弟も集合!
従妹たちは朝5時半に場所取りに行ってくれていた。
とっても久しぶりに顔を合わせたメンツでの本格的お花見大会!だった。
従妹、その旦那さん、従兄、弟に私。全員が生粋の道産子。強いて言うなら従妹の娘のチビッコわかな&まきは、こちら育ちだが。

「ほんとに、こっちの桜ってすごいよねー。綺麗だよねー。」
「うんうん。」
そんなことばかりいいながら、しみじみと桜を見上げる、本当に“花見”をした(笑)

仕事はともかく「首都圏に住む」ということ自体には、特に魅力を感じていなかった私だったのだが、先週に続いてこうしてよく馴染んだ人々と会うことができるということ。
これは、とってもとっても重要なことですぞ。

チビ姫達と遊びまくって、たくさんとりとめない話をして、従妹家に泊まってダラダラ過ごして。
立派な桜を沢山眺めて。
楽しい、いい酒をたくさん飲んだ。
姫ふたりはますます成長して可愛くなってた~(≧∇≦)


ソメイヨシノのおかげで、日本全国ものすごい経済効果ですぜ!
感謝しなきゃね(笑)
このつかの間のために植えられた、すさまじい数のソメイヨシノ兄弟姉妹たち。
今のうちにしっかり眺めておいてあげねば、と、妙に心急ぐ私なのであった(笑)
本州に住むことになった時から、楽しみにしていた事柄のなかのかなりデカい割合を占めていたのが、実はこの「桜」なのだ。
もう終わっちゃうよ~(焦




前回の記事ではお騒がせしました&すてきな反応の数々、ありがとうございます(笑)

わりと新しいブログを読んで下さっているみなさまのために。
いまだに時折話題にのぼる、うし日和で一番盛り上がった4月1日記事は、3年ほど前のこちら。
http://ushibiyori.exblog.jp/5024221
by ushimaton | 2010-04-04 22:16 | ともだち&チビッコ

春とともに、うしびより去りぬ!?

f0032403_0264779.jpg

春がきております。
大本命ソメイヨシノも、寒空ながらもう待てないと少しずつちらほら咲き出している。
これは…何の木かなあ??


いろんなものが始まって、そして終わる春ですが。
ごめんなさい。
まとんは、始まるや否や、なんと終わることにもなってしまいました。
史上最大の申し訳ない!!!やむにやまれぬ理由ができまして。
住み始め、働き始めたばかりのこの土地を、去らねばならなくなってしまいました。

実は、
引っ越し先なんですが…
も、モンゴルでございますの(汗)

申し訳ないパート2、ごく近い友人を含める皆様、黙っていてごめんなさい。
あの〜、実は、ずーっと長ーいこと、モンゴルにはイイナズケの男性がいたのです。
かれこれもう10年という長い歳月ですが。きゃ〜(大汗)

一人旅でモンゴルに行ったとき、といってもモンゴルは仲良しのモンゴル人の女の子を訪ねてだったのだけど。
友達の親戚、ルフルリ・プイエという方と知り合いになりまして。おどろいたことに意気投合いたしました(笑)

ずっとやりとりは続いていて、ごくたまに、遊びに来てくれて会ったりもしておりました。
私もモンゴルに行こうとしたりして、モンゴルの日本語教師の職が決まりかけたりもしたっけねぇ。ポシャったけど(^^;)
まぁ、ひょっとしたらいつの日か、一緒になることも出来ましょうかなぁ、とお互い言いながら、それぞれ仕事で忙しかったりなんだりしておりましたが。
つまり、まだまだまだまだ先かと思っていたし、少なくともこのタイミングは絶対にないだろうと(爆)
なんだけどねー(*_*)

イイナズケ氏の職業がまた、牛飼い&ヤギ・羊飼いなのですが、馬も何頭か飼っていて。
リアル白馬の王子様!?爆!!( ̄∀ ̄;)
もうずっと長いこと、異常気象で苦しんではいたのだが、意地で乗り切ってどうにか昔ながらのスタイルと財産である家畜を守って、現在まで至っている。

そしてなんと、馬のコンテストに白い馬を出品したのをきっかけに、モンゴルで次期大統領が決まっている、元旭鷲山関に働きを見いだされ、勲章をいただくことになったのだそうで。
しかも国内ではすごい名誉である、カバツガシ褒賞。
その式典に、夫婦として揃って出て欲しい、と、旭鷲山みずから急な連絡をいただいてしまったのだ(@_@;)
ドサクサに紛れて大統領令の結婚式!?

そんなわけで。

キツネにつままれたように諸々のことが動いて動いて、本日をもちまして、わたくしモンゴル人になりまする。
いやはや、周囲の方々にはひどすぎるご迷惑をおかけしました。

新婚旅行はモンゴルです(爆)
新しい名前は、
ルフルリ・プイエ・シトイマ・まとん(笑)





私が初めてモンゴルに降りたったのは、二十歳の時。
何故かはわからないのだが、しかもそんなにムチャクチャ思いを寄せていた国ではなかったのに(憧れはあったが)、飛行機から降りて草原に吹く風を吸い込んだとき、まったく意図しないことに、涙が出た。
不思議体験。

結局、知れば知るほど大好きになり、でもずーーっと再訪できぬまま、現在に至っている。
そんな、遠く遠く離れたモンゴルを、今回いきなりネタにさせていただきました。

モンゴル人の名前を読んだ段階で気がついた人、いるかしら?( ̄∀ ̄)
まだピンとこない人、いたかしら?
正直にカミングアウトして下さい(爆)
今年は簡単だったかな(^^;)
話をもっとひねりたかったんだけど、眠くてそんな余裕もなく。

失礼しました。

新しい名前ルフルリまとんのくだりの部分まで、100%、作り話です。
モンゴル大好きなのはほんと。
日本語教師の話は実際あったことなので使ってみた。
しかし旭鷲山次期大統領って!?笑

そもそもモンゴル人と何語でそこまでのやりとりをするんだ?笑
遊牧民とどうやってそこまで離れて10年も遠距離恋愛ができるのだ?笑
突っ込みどころも100%ですな。

長く旅をしながらも、「旅先の男は3割増に見える」という意地悪なアタマで、ていうか犯罪に巻き込まれない事のみに全神経を集中して歩いていた私なので、そういうホレタハレタとは限りなく無縁でしたなぁ。(遠い目)
それなのに、「そんなに色々なところを渡り歩いていて、さぞかし恋も百戦錬磨だろう」とかたまに思われるの、不本意だなー。
by ushimaton | 2010-04-01 00:26 | まきばにっき


気が小さいのに、珍しいものは好き。 道草を喰って、たまに反芻したり。 牛歩ではありますが。


by ushimaton

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

☆★うしまとん★☆

 生まれと育ちは北海道

 震災被災地にお手伝い
 行っております

 コメントの返事が
 とどこおりがちですが、
 嬉しくありがたく
 読ませていただいています

 自分のブログの更新する余力がなかなかなくなってしまいましたが、日々の報告メールをこちらに出しております。
災害移動支援ボランティアRera


 
☆★リンク★☆

うしのつむじ
 牛の版画
ひまわりの家から
 手作り&子育て(休止中)
シーラチャーからこんにちは
 タイ子育て日記(移動前)
モロッコ雑貨 リヤド
 モロッコ雑貨とフェアトレード
うさぎのなみだ
 珠玉のひとこと日記
寺田本家
 千葉のおいしい造り酒屋
++明け烏++
 創作小説&日記
彷徨う語り鬼たちの杜
 創作小説
カナダ大平原のファームからの便り
 カナダの牧場
Cowbell's diary
 北海道の放牧酪農
照長土井の長岡日記
 但馬牛
北海道発 真っ赤なトマト
 激うまフルーツトマト
酪農生活100
 新サイトもあります
花のまわりをあるく歌
 手作り&子育て
打弦人生
 ハンマーダルシマー
フィールド オブ ドリームス
 関東の放牧酪農
Nayaカレンダー
 珈琲・カレー・天然酵母パン
うしカメラ
 牛写真家の牧場訪問記


◆笑いでウルオイを◆

ほぼ日刊イトイ新聞「言いまつがい」
虚構新聞

お気に入りブログ

代官山駅前日記
空を見上げて
バイオマスおやじの日々
ちょっとだけ大根
AZUのサンへーブログ。...
そらまめ~北海道便り~
世界は知らない事ばかり
なかじまや

以前の記事

2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
more...

検索

ライフログ


ナヌークの贈りもの


ともだちは海のにおい


いのちの食べかた


神さまってなに? (14歳の世渡り術)


ムーミン谷の冬 (講談社文庫 や 16-5)


どうぶつさいばん ライオンのしごと


ことりをすきになった山


ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)


HARD TO FIND Vol.2


あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ

カテゴリ

つらつら
気になること
おすすめ!
ともだち&チビッコ
自分のこと
うち
ウシ話
旅のそら
まきばにっき
ほたてにっき
はたけにっき
みなみにっき
東日本大震災

タグ

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧