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何がやりたいの?

うー、やっとどうにか準備ができたような。
昨晩は、ブログの記事を長々打っている途中、犬の具合が激烈に悪くなり、しかし家族はみんな寝ているし、
いよいよか!?と一人ハラハラしながら世話していたため、あんまし寝ていない(=_=)

書きかけのものはちゃんと書いて出発しないとね。
てかバカ長いわこりゃ(*o*)ごめんねー。




これまでに、なんとも色々な事をしてきたまとんであります。
人間的にはサエないというか目立たない奴なんだけど(笑

だから、いろいろな場面で、いろいろな人と話をしていると、結構しょっちゅう言われる言葉がある。

「あなた、何がやりたいの?」

少なからず否定的なモノを含む、だが心配してくれてもいるのだろう言葉。
もっとあからさまに、
「あんた、このままじゃダメだ。」
と言われた事もある。

人によってニュアンスは様々なのだろう。
だが、言われたときになんだか身構えてしまう自分がいたりして。
それで、どういうことなんだろう、と、つらつらと考えてみたりする。

「何がやりたいの?」
と訊かれた時、なんと答えると、相手は満足してくれるのだろう。
「何がやりたいかわからないので、探しているところです。」
とか?
だけど、私は、何がやりたいかわからなくて探し中という訳でもない。
「今やっていることこそが天職です。これに一生をかけます。」
そんな答えなら、たぶんパーフェクトだろう。
だけど、天職かどうかはわからないから置いておくとして、「これに一生をかける」と思っているわけではない。

私には、具体性には欠ける、しかし無視できないひとつの方向がある。
自分の行動を束ねるものを探せば、せいぜいそのモヤモヤしたものくらい。
たまに、質問の答えとしてその輪郭のはっきりしない希望を話すこともある。
話を聞いた相手は、大抵は「はー。」と私の話そのもののようにぼやけた返事をして、黙ってしまう。
そして、話した私の方も、なんともいえない違和感にしばらくさいなまれる。

たぶん、質問をした相手も、そういう話を聞きたいわけではないのだ。
そして話している私も、答え方のわからない問いに、言い逃れのようにして言葉を安売りしてしまっているのだ。

f0032403_0184499.jpg「何がやりたいの?」
同じところで同じ仕事を頑張っている人は、めったにされることのない質問。
ということは、同じ仕事を頑張っている人は私よりも「何がやりたい」かをわかっていて、
私は彼らよりもそういうことを考えていないのだろうか?
でもね、実のところ、そうも思わない。
よく言われて、そのたびに言った人を満足させることができない私は、
自分の人生に振り払えない罪悪感のようなものを背負って歩いている。
同年代の人間のなかで、私はどちらかといえばむしろ「自分は何がしたいんだろう?」ということを考えている方なんじゃないかと思う。
みんなは、いつも考えていますか?

たぶん、「何がしたいの?」と訊いてくれる人の中には、本当は「何がしたいのか」を訊きたいのではなくて、
「色々な仕事に手を出すのではなく、同じところに落ち着きなさい。」
と言いたいのだ、という人がたくさん含まれている。
そして、それに感づいているから、弱虫の私は、堂々と
「色々な事がしたいんです。」
と答えることを避けているのだ。
納得させたいなら、答えるべきはその正反対の言葉だとわかっているから。

何がしたいのか。
私が、はっきりと言える言葉は一つだけ。

まっとうなにんげんに、なりたいのです。

それに気がついた頃からずっと、意識から出て行かないのはこのこと。
バカバカしい答えで申し訳ないのだけれど。

揚げ足を取ってはいけませんよ。
私のようなヘンな生き方をしているとまっとうになれる、って意味ぢゃないからね。爆

そんなバカバカしい方向の話を続けてしまうので、読みたい方だけ読んでくだされ(^^;)
by ushimaton | 2010-02-25 01:35 | 自分のこと

おなかもこころも満たしましょう

今まで、“一次産業”と“都会”が同時に存在した生活を経験したことがございません。
なので今回の荷造りは、なんだかちょっとおかしな感じ。
今までだと、
「今ここから持って行かなきゃ、向こうではなかなか手に入らないぞ!」
というものが結構あったりして、たとえば食材だとか、やたらと気合を入れて集めたりしていたのだが、
今回はたぶん、その気になると簡単に入手できてしまう。
っていうか食材ならあまりいらない。寮が食事つきなんですもの(^^;)

逆に、仕事着以外の服はほとんど考える必要もなく済んだ。
そもそもみんな普段だってずっとジャージとかだったし。
しかし今度の場合、街中をジャージで歩くのはちょっと…(-_-;)

まとん、生まれて初めての週休二日勤務( ̄口 ̄;)おたおた。
持ち回りで休日出勤するとはいえ、
「趣味でスポーツとかされないなら、お休みがちょっと退屈かもしれないですね。」
と言われた言葉が、ものすごく新鮮であった(^^;)

今まで、インターネットどころか携帯も微妙という場所というのも珍しくなかったのに、
今回は寮にLANケーブルも入っているらしい!(@_@)
ど、どうしよう。
パソコン買おうかな…。
持ってるノートパソコンが直れば問題ないんだけど…。
(今のところ、引っ越した後は携帯のみの生活になる予定。またあまりネットの世界に顔を出さなくなってしまうけど、怒らないでね♪笑)



ところで。
許可をいただいたので、新たなリンクを貼りまする。
と、わざわざ書かないでいつもひっそりと貼るばかりなんだけど(^^;)

京都でゆうきくんと彼女さんがやっている、素敵なカフェ?ごはんや?『なや』のサイト、
Nayaカレンダー!!

以前、同じ牧場で働いていた仲良し、牛絵描きとみちゃんとゆうきくん。
二人とも年下ながら私よりずっとしっかりしているとても良い先輩だった。
とみちゃんはご存知の通り?牛の世話をしながら素晴らしすぎる版画を作り続けている。
ゆうきくんは、まだずいぶん若いながら、もともととても腕のいいコックさんなのだ。
表面的な技術にとどまらず、食べ物や食べ物以外にはたらく繊細な感受性とセンスはずば抜けている。
微生物とお話しするのもとても上手。
で、今は京都で、ささやかながらしみじみとうれしいお食事どころをやっているのだ。
お近くの方は是非!


それからこの機会に。
ちょっと前からリンクを載せている、新たなお友達ブログいくつか。

子育てと手作りと田舎ぐらしのゆったりママブログ、
花のまわりをあるく歌

大好きな札幌の音楽家、ハンマーダルシマー奏者の小松崎さんの
打弦人生

関東地方の放牧酪農家さんの真摯でやさしい語り掛け、
フィールド・オブ・ドリームス  乳と蜜の流れる地


いまさらでありますが。
心惹かれるブログには是非とも足を運んでみて下さいな。


f0032403_0555055.jpg今日は、めーちゃんことせり子ママとランチデートしてきた♪

こんな機会がないと一人では決して行かない、オシャレ~なイタリアンでありました。

おいしかったねー。
楽しかったねー。
また会おうねー。

せっちゃんともちょこっと会えた。
お別れの時にぐずって泣きながらも手を振っている姿が胸きゅんでございました(*´∀`*)
最近は胸きゅんチビッコ登場率高し。
by ushimaton | 2010-02-23 01:12 | つらつら

水族館と猫

なんだかパタパタと日々が過ぎてしまっておりました。
いろいろと書くこともあるのだけど…。

ええとまず。札幌を出発する日は決まった。
今週木曜。25日に、フェリーに乗って内地を目指すうしまとんになりまする。
とはいっても仕事はいつからかまだ決まっていないのだが(笑)

今月末に、メキシコ女子同窓会を催すのであります(≧∀≦)☆きゃーきゃー

メキシコはオアハカという町にて、まったく偶然知り合って意気投合した乙女3人組がおりまして。
一人は、何年もオアハカに住んでいて銀細工の勉強や色々な事をしていた、さえちゃん。
彼女はその後、日本の企業に転職してチリに行き、現在はサンチアゴ在住なのだ。
もう一人は、長い一人旅の終盤にオアハカに立ち寄って、ちょっと長逗留していた、のりぴょん。
(滞在中にわざと“〇〇ぴょん”と痛々しい呼び方をして面白がっているうちに、とれなくなった…。)
実はスゴい才媛で、いとも簡単に英語やスペイン語をマスターしていた。
ハンググライダーとロッククライミングと冬山登山を愛する彼女は、その愛のあまり、ついに長野に移住してしまった。
今はコンピューターやら翻訳やらの仕事をしながら、夏休みにキリマンジャロに登ったりしている(^^;)
そして、2週間でメキシコを通り過ぎるつもりだったのに、まんまとオアハカの町だけで2ヶ月以上も滞在してしまった(メキシコ全体で半年以上…)、わし(^^;)

オアハカは楽しかった。
芸術とコロニアルと先住民。太陽と原色とスコール。優しさと憎しみと能天気。
観光だけではわからない、メキシコのダークな部分も知ることができたし(笑)

2年に一度くらいしか日本に帰ってこないさえちゃんが、急な用事で珍しく帰国することになったのだ。
それで、タイミングもどうにかできるし、せっかくだから!ということで、会うことにしたの。
前回もね、たまたま会えたんだよね。
私がちょうど沖縄本島で車の免許を取りに来ていた時だったので。
前回の同窓会の記事は、このへん
今回の会場は、長野ののりぴん家であります。のりぴんが一番忙しいから。
3人とも楽しみすぎて鼻血が出そうでございます(≧∀≦)(≧∀≦)(≧∀≦)

ということで、何度も何度も関東と北海道を往復するのもキツイというのもあり。
長野同窓会の後は、赴任日まではいつもお世話になっている従妹のおうちにご厄介になるのであります。


年末に実家に帰ってから、というか正月が終わってから今まで、すっかり冬眠状態で一人で家にいることが多かった私だが、今更ちょっと慌てて人に会ったりしている(^^;)

昔からとても仲の良かった従姉妹たちと、ものすごく久々に飲み会をした。
正月には顔を合わせるが、歳のごく近いこの3人だけでじっくり飲むというのはまた、別格で良いものであった。
驚いたのが、ひとつ年上の従姉が、
「この前、スタッフを頼まれてたまたま行った講演会での話がすごく良かった。裁判についての話だったんだけど。
たしか堀達也…じゃなくて、モリタツヤっていう人だった。」
と言ったのでありますよ。
森達也!!キターーーー!!
ついついここの記事にもやたらと名前を出してしまう、私の終わらないマイブーム(笑)森達也。
なんだか、ものすごく嬉しかった。
死刑制度についての話。そうだよね、よく発言しているもんね。
従姉は、裁判所関係の仕事をしている。
本当の裁判制度というものを知り尽くしている彼女が、私のように甘ちゃんで薄っぺらで弱虫な人間が悶々と考えてしまう事と同じ方向性の意見を持っていること。
そして、そんな私に少なからぬ影響を与えてくれた森達也の事を、
「あの人はすごい。考えがよく練られていて、叩かれ慣れてそれでも主張できる強さがある。」
と絶賛していたこと。
それがものすごく力強く私に響いた。

死刑容認が86%という高い数字だったということについて。裁判員制度というものについて。
何かがおかしいような気がしながら、叩かれるのがコワくて口ごもるばかりの私。
私みたいなのが一番よろしくない。
たとえば、世の中の人々が口をそろえて戦争を望み始めたとして、私はそれに反対と声を上げられるだろうか?
なんてね、たまに考えたりするのでありますよ。(^^;)

他にもいろんなお喋りに花が咲いた。
何年もまともに話をしたことのない従姉妹たちだったが、いやあ楽しかった~。


それから、ようやく実現した、ゆきちゃんとのデート♪♪(´∀`)♪♪

f0032403_0401660.jpg今回は1歳児愛良ちゃんは預けてきて、5歳のイブくんと3人で水族館&青少年科学館に行って来た!!

イブ君、初体験のてんこ盛り!
楽しかったね~~(≧∀≦)

魚に皮膚の角質を食べてもらう体験!(笑)とか、ヒトデのおさわりコーナーとか、いろいろ体験できて面白い。
ペンギンがトコトコ散歩していたり。
超めんこいカワウソさん達にもおさわりできたり。

科学館は、小さい子から大人までが楽しめる内容で、しかもそのほとんどが体を使って遊べる展示物なのだ。
私も何度行ったかわからないなぁ。
自分が小学生の頃から変わらない展示物も沢山。それってなにげにすごいよね。
何十年もの間、ハチャメチャで乱暴な子供達のすさまじいエネルギーを真正面から受け止めてきた、科学館の展示物たち、本当に素晴らしいと思う。
上品に遊ばなくてもいいの。勉強しようとしなくてもいいの。
ただ、よくわからないけど不思議で面白くてかっこいい!で、思いきり遊んでいいの。
いい施設だと思います、札幌市青少年科学館。

イブと一緒に遊びながらも、ゆきちゃんとおしゃべりも沢山できて、楽しかった!
ただねーゆきちゃんとは、いくら話しても半日くらいだと「まだまだー!」って思ってしまうんだよね(笑)
またいろんな話をしまくりたいねー!
お互い引っ越してしまうのでちょっと遠くなるけど、きっとまた会えるでしょう。


あと、姪っ子が来て一緒に雪遊びをしたり、お嫁さんと妹と私、という女子会も久々に開催して、居酒屋で大いに盛り上がったり、いろいろやりました。


犬のジョン君は、薬のおかげでそこそこどうにか普通っぽく生活しております。
弱々しく綱渡りではあるけど、今のところ病気のストレスはあまり感じずに。
腎臓は、良くなる事はない。
だから、このままずっと、というわけにはいかない。
ゆるやかに滑り降りてゆくのであります。

f0032403_123663.jpgそんなときに今度は猫のみいちゃんが全くご飯を食べなくなった。
水もあまり飲まない。
どこか痛がったりはしないが、ひたすら静かに眠り続ける。
もともと毛皮の下は骨皮猫なのに、もうカッサカサですわ(T_T)

というわけで病院に連れて行ったところ、彼女はすでに手遅れの乳がんであると(T◇T)
しかも肝臓が肥大してタイヘンなことになっていると(T◇T)(T◇T)
腎臓も悪いと…(T◇T)(T◇T)(T◇T)
ただ、どこも痛がっていないのが今のところ幸いではある。

15年になる、こやつらとの日々だったけど。
これから遠くで働くことになる私は…………。

いつかは必ずこうなることなんだよね。
さびしいなあ。
by ushimaton | 2010-02-22 01:25 | つらつら

思いがけない待ち合わせ


昨日は思いがけない人と会ってきた!


f0032403_15583100.jpg
なんと、札幌からははるか離れた山奥にこもっているはずの、みっちゃんとチビふたり。
ひーちゃん姫とひかる王子♪
たった2ヶ月ぶりなのに、やっぱり変わりますなー。
王子髪伸びた。

こうして見ると目なんかがそっくり♪

用があって、みっちゃんの瀬戸内の実家にちょっと帰るところなのだそうだ。
今回は、小樽から舞鶴までのフェリーを使って帰ることにしたそうで、はるばる列車で小樽までやって来たのだ。
丁度いいタイミング!

札幌駅のホームで待ち構えていた私の前に、特急列車から降りてきたみっちゃん母子。
おぶいひもで背中にひかる君を背負い、ひーちゃんの手を引いて現れた華奢なおかあさんは、なんと絣模様の綿入り半纏姿であった。
伯母さんの手作り品で、子供を背負ったときに着られるのがこれしかなかったらしい。
リアル『五木の子守唄』!!
ここだけが50年前にタイムスリップである。
やるな、みっちゃん。
10年前には高級ホテルのラウンジで芸能人にコーヒー出していたとは思えない(笑)

出航まで、フェリーターミナルで一緒にご飯を食べながらおしゃべりをしてきた。

ひかるはもうハイハイするようになったそうな。
ようやく寝返りをうつようになったところだったのにね。
歯も生えてきた。
離乳食も始まった。
はたから見ていると、その成長には驚いてしまうのだよね。
当人達はそれどころじゃないんだろうけど。

人見知りもしっかり始まり、抱っこしたとたんに泣き出す(-_-;)

f0032403_166572.jpgおかあさんが「一度食べさせてあげたいと思っていた」という、念願のひーちゃん初の“パフェ”!
そうそう。
田舎に行くとなかなか食べられないんだよね。
食べようにもそんな店がなかったりして。
作れば食べられるんだけど、ちょっと違うんだよね。

ホタテの仕事に行ったとき、そこの同年代のお嫁さんに
「札幌みたいな都会に住んでると、やっぱり喫茶店とかに行ったりするの?」
と訊かれたことがあった。
「どこかよそに行ってコーヒーを飲んでくる、っていうのが、私たちしないからなんか不思議でねー。」
私は喫茶店に入ることはほとんどないが、「あるけど入らない」というのと「ない」というのは同じ状況ではない。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくてね。
どうしても都会にいると世の中の基準が自分達になりがちだけど、実は世の中っていろいろなんだよね、というか。
都会と田舎っていうのだけじゃなくてね。
おっと脱線。

もうすぐ私は北海道を離れる。
首都圏なんて距離の割にとっても行きやすい場所だとはいっても、北海道のはるか奥地の山の上とでは、
やっぱり行き来は難しくなる。
ましてや、新規就農で怒涛の日々がおそらく10年は続くであろうひまわり家。
まとんの“2番目のおうち”みたいになってる(笑)みっちゃんちにも、また数年単位で行けないことだろう。
そう思っていたところで、お互いに偶然タイミングがあって会うことができて、本当に良かった。
まとんは実は、当初の予定だとまだ関東にいるはずだったのだよ。
諸般の事情で予定が変わったところでこの偶然!(*^o^*)

「良さそうな所が決まってよかったね。またしばらく会えなくなるけど…。」
「うん、いろいろ勉強させてもらえそうだよ。人工授精とかも教えてもらえるんだって。」
「おお、じゃあマスターしたらぜひウチにも来て。」
「あはは、いつになるやらだけどね。」
今年の秋から本格始動の一家。
放牧酪農は、いくらかのゆとりをもたらしてくれる…のかな?
さてお楽しみ♪…ってことにしときましょう。

「じゃあね、またね、ひーちゃん。またお手紙かファックス頂戴ね。」
「うん、だけどいそがしいからねえ、かけないんだよね。ぬりえもまだはんぶんくらいしかぬってないの。」
1ヶ月半くらい前にファックスで送った塗り絵のことらしい。
かわいいねえ、塗ってくれたのね(^^;)
ちなみにちょっと前に送った着せ替えは色を塗って、あとは切り抜いて遊ぶところらしい。

みっちゃんがサンちゃんの朝の搾乳をしていると、ひーちゃんが一人で起きて、服を着て、
上着や手袋をつけて牛舎にやって来たのだそうな。
4歳ですでにしもやけを患ってしまったという自発的勤労幼児。
これまでと同じに、自分でやりたいことを、やりたいだけ、がんばってね。
でもしもやけには本当に気をつけて(T_T)もうなっちゃったみたいだけど…。

そして、短期間でも里帰りの時間を、目いっぱい満喫して楽しんできて欲しいと、心から思うのだった。
by ushimaton | 2010-02-17 18:01 | ともだち&チビッコ

初めて面接で感激した話。

どういうわけか、いや大体は自分で決めてなんだけど、農業含むいろんな職場を経験してきた。

初めて畑作、酪農の仕事をしたのは9年前。
去年の秋にもお世話になった、オホーツクの町。
「これは何の葉っぱですか?」「ジャガイモ。」
「牛も赤ちゃん産まないと乳が出ないんですか!」「そうだよ。」

そんな極基本の基本から何も知らなかった私に、たくさんのことを教えてくれた。

それからも色々なところで色々な事があり。
だいたいにおいて、とても人に恵まれているこれまでの私なのだが、それでも様々なものと出会う。
仕事というのは、業種ではくくれないくらいに様々な職場があるものだと思った。

あるときは、面接後の上司との面会で、
「一生懸命頑張ります。」と挨拶をしたら、
「いや、うちの会社にとって、あなたが一生懸命やるとかやらないとかはどうでもいいんです。
われわれにとって重要なのは、あなたが使える人間かどうかということなんです。」

と言われたこともあった。
別に私に意地悪しようと言ったのではなくて、見方を変えるととても熱心な部長さんでもあった。
まーそういうコト言っちゃうタイプなので、あんまり部下の評判は良くなかったけど(^^;)

3時に、「お茶、飲みますか?」と訊いたら、
訊かないで黙って淹れて来て欲しかったとかで、
いきなり机のものを床に払い落としながら暴れる専務のいる職場とか(T_T)
自分で淹れれ~(心の声)

「うるっせえ!黙って俺の言う通りにしろ!」
といきなりキレる親方にビクビクする職場があったり。

「どうしてこれをするんですか?」と訊いたら、
「そうって決まってるから。」と言われてよくわからなかったり。

同僚は、
「どうしたらいいか、とか、何をすべきか、っていうのは、私たちの考える事じゃない。
使う人がそれを考えて、言われたことをするのが私たち。」

とアドバイスをくれた。
ある意味これもすごいプロ意識。
お金を貰って使われているからには、理不尽でも意味不明でも、言われたとおりに働く。
ただ、私は、なかなかその境地には至れないのだ。

使ってもらう立場の人間として、
言われたとおりに言われたことだけをしてほしい”、と希望される職場と、
自分で判断して工夫しながらやって欲しい”、と希望される職場があるのだな、大きく分けて。
前者的な使われ方でやっている人たちにとっては、後者のような「自分の判断」を求められるような仕事は、
「上司の指示がいい加減すぎる。」という不満になる。
それが反対だと、
「意見が反映されない。」という不満になる。
上の人間にしても、その反対の不満。
どの立場も不満だらけで、でもたぶんどれが正しいとかではなくて、どういう関係かというだけなのでしょうな。

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       ↑ 空いた時間に寄った植物園。今回絵的なものがないので…笑


長い前置きになったのだが。

今回面接に伺ったときのお話が、私にはとても印象的だったのだ。


前にちらっと書いたが、研究農場の牛舎の求人だった。
“研究”なだけに、仕事内容はどこまで書いてよいのかわからないので、多くは書かないが。
とても興味深い研究で好印象だったのだけど、こんなごく個人的なブログがまかり間違って
思いがけない誤解や影響を及ぼしてしまうと不本意なので…。(考えすぎ?)

研究農場といっても、というか、だからこそ、実際の農場に通ずる部分も大きい。
湯水のように資金がつぎ込まれるようなシステムではない。
農場としての採算、経営などを考えながら、やりくりしていくことも研究の一環というか。
たとえば素晴らしいものができたからといって、実際の農家の経営で負担の大きすぎるものなら意味がない、
そういうこと、かな。
(まだなにもわかってないんでありますが)

自分達の牧場で生まれた雌牛を後継牛として育て、長く現役を続けられるように体調に気を配り、
大切に育てる。もちろん搾乳もする。
健康な牛たちが健康に生きる環境があってこそ、本題である仕事に取り掛かれる。
私が携わるのは、その環境を作って維持すること。
つまり、「牛飼い」なのだよ。

私の履歴は、大変にけったいなものである。
突っ込みどころだらけ。
年齢もいつの間にか上限に引っかかることを心配する世界になっている(T_T)
それらを含んだ様々なマイナス要因の言葉をもらう事が年々増えていき、
自分で望んだ生き方とはいえ、面接というのは決して楽しみなものではなくなってきていた。
しかも、取り繕おうと努力するとすごい高確率で失敗する(爆)
どうなるかわからないが、思っていることを言う以外にできなそうだ、と腹をくくる。

農場長さんは、現場と自分の仕事に愛情を持って取り組んでいる人なのだろうなぁ、と感じた。
それだけで、その環境は悪いものではないと思う。

「色々な事をされてきているようで…。」
「ハイ…。」

申し訳ないような気持ちになる。色々な世界に首を突っ込んでいるから、どれもこれも中途半端で役に立たない。
「…そんな方が、保障に限りのある契約社員という形の採用になってしまうこの仕事で、いいですか?」
うわぁ…。
この妙ちきりんな履歴書の文字列を、“たくさんの経験を積んだ”と捉えてくれるのか(;_;)
「ハイ、待遇には全く不満はありません。」いやホント。

「基本的に、牛舎の牛の世話をお願いすることになるのですが、ただ言われたことをするのではなくて、
全体の流れを知って『どうしてこの仕事をしているのか』を考えながら働いて欲しいんです。
慣れてきたら、自分の意見も言ってもらったりしたいのです。大丈夫ですか?」

ぎゃー(TДT)初めて言われたそんな質問。
もちろんですぅ頑張りますぅー。

「そのうち、マネージメントもおぼえてもらいたいんです。牛の世話をしているだけでは、
本当の酪農を知っていることにはならないですから。」

まねーじめんと!
これこそ、ただの下っ端従業員には触れることもなかった禁断の世界。
牛の世話がわかってきたと言っても、酪農に関わる収入や支出や経費や、乳質うんぬんなどという世界は
全く謎のカーテンの向こう側というイメージだった。
どの仕事に携わっても、一人では何もできない中途半端さや応用力のなさを感じていた。
まねーじめんとに向かない自信は満々だが(おい)、知ってこその全体像であり、知ってこその応用力なのだろう。

だが、これだけは、確認しておきたい…たとえ自分に不利であっても……。
「あの。私は、農業に多少の経験はあっても、たぶんすぐには役に立たないと思います。
私はそのー、決して要領とか記憶力とか良い方ではないし、できるだけ早くお役に立ちたいと努力しますけど、
ご迷惑もおかけしてしまうことと思うんですが…大丈夫ですか?」
「誰だって、始めはそうですよ。」


職場にこれ以上何も要望はございません。

いつも自信なんてゼロで新しい仕事に向かう私なのだが、今回は今までに輪をかけて、
頭脳的についていけるか、がっかりさせやしないかと不安になってしまうのだった。
なんていうか、学校の勉強みたいな頭脳じゃないんだよね。学校の勉強もできなかったけど(笑
背伸びすると自爆するタイプだから、できることをじわじわ重ねるしかない。


全く初めての分野というわけではない、牛の世話。
だからこそ、するとなったらただ珍しがってするのではなく、もっと踏み込んだ関わり方がしたかった。

その機会を思いがけず紹介していただいて、本当に感謝である。

そういうわけで関東民となりまする。
しばしの間、よろしくお願いいたしまする。
by ushimaton | 2010-02-15 17:24 | 自分のこと

ただいまとひとりのうた

面接旅行から帰宅いたしましたー。ただいま。

寒いので外にはほとんど出なかったけど、そこそこ楽しい船旅でありました。
船旅の何が楽しいかって、東北から北海道のあたりを航行していると、イルカなんかが結構見られるのでありますよ。
それを見るのが本当に好き。
パッと見、わからないんだよね。
だけどなんだか波頭とは違うような、ちょっと違う波がまとめて立ったと思ったら、そこをよく眺める。
それが実はイルカの背びれだったりするわけですよ。
だいたいイルカは群れで泳いでいて、何頭もが全く同時に並んで呼吸したりするのだ。
それにしてもイルカとはどうしてあんなに美しい形をしているのでしょうな。
完璧だよね。ものすごく速くて。すげー。

アザラシっぽいのも2回くらい見た。
一度だけ、早朝に甲板に出たら、潜水艦がちょっと遠くに浮上してるのを見たことがある。
ちょっと南のほうならトビウオが楽しい。

今回、少し離れた窓越しに眺めていたらちょくちょくイルカの群れらしきものがいて、
お~と思って眺めていたのだが、あとで船内にある張り紙を見たら、
オットセイの群れが同じように見られるらしい。
なぬ!
よく見たらオットセイだったりもしたのか!?


それはそれとして。
向こうでの話などいろいろ書きたいのだけど、たくさん書きたいこともあるので
今はそれを書ききるにはエネルギーが足りない(=_=)

明日にでも書き始めることとして、今回は、
「義理チョコを含めても今回買ったチョコレートは帰りがけに父親に一つだけ」
という最強に盛り上がらないバレンタインの話でも。
南の島での去年は、職場や飲み友達のおじさまたちや三線オジイに北海道の生チョコをばら撒いて、
オール義理と言ってもそれなりに賑やかに過ごしたんだがなぁ。

…と思いながら乗っていた帰りのバスの中。脳内駆け巡るなつかしいアノ歌。
動画なのでたたみます↓

キミにも捧ぐブリトラのあの歌。
by ushimaton | 2010-02-13 23:17 | つらつら

仕事決まったじょ速報

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突然だが、まとんは今なんと関東にいる(笑)

空港からモノレールに乗ったところで、暖かすぎて上着を脱ぎたくなった。だが他の人たちはなんか寒そうで、そんな中で脱いだら変な人になってしまうので我慢した。
しかし、街を歩いていると意外と寒かったりして、暖かいと寒いがマーブル状に混ざり込んで、関東の寒さは把握できず非常に難しい。
しかし基本的には寒いぞ。
でも菜の花が咲いてるんだな。花って久しぶりに見た気がする。
(と書くと寒そうじゃないな(^^;))

それはともかく。
新しい仕事がついに決まりました~!
今回は面接で来たのだよ。

いろいろありまして。
結果。
なんと、関東地方で牛飼いすることになりましてん。
また牛!?(爆)しかも関東!?
ハイその通りでございます(^^;)
しかし普通の牧場勤務というわけでもありませんの。

実は、ブログでもおなじみのお友達(どなたかはご想像にお任せします( ̄∀ ̄)から、求人情報を教えていただきまして。
おかげさまで、某研究農場の契約社員として採用していただけました~(≧∇≦)
ワーイワーイ♪♪
場長さんに色々とお話を聞かせていただいた。
かなり興味津々!楽しみでございます(´∀`)

今回はすぐ帰るので、明日にはフェリーに乗り込んで北海道めがけて出発いたす。
帰ったらPCからちゃんと記事を書くとしまして、とりあえずの簡単なご報告でありましたー。

関東のみなさま、春からよろしくお願いいたしまっす♪
by ushimaton | 2010-02-11 15:26 | 自分のこと

プチうらしま

2年あまり前、南の島に仕事に行くより少し前の頃に、父親の退職記念に(今は独立しております)、
ipod nano というものをいただいた(≧∀≦)♪♪
※これは音楽を聴くためのプレイヤーでございます。
 パソコンから好きな音楽を入れて、イヤホンなどで聴くのでございます。
 新しいものが好きでパソコンが好きな主に若い人々にはたいへんメジャーなものでございます。
 名刺よりも小さい大きさで薄さ数ミリ、そこに音楽などが100時間分くらい入るのでございます。

これはまとんの南国生活において大変なお役立ちで、途中で壊れて中の曲の出し入れが全くできなくなったとはいえ、まったくコレなしには蔓直しは乗り切れなかった!!というくらい使っていた(笑)
中腰の同じ体勢のまま8時間、それを毎日、1ヶ月以上繰り返す一番キツいとき。
仕事自体は嫌いではなかったが、ぎゅーぎゅー悲鳴を上げる体をごまかすのに大好きな音楽は大役立ちだったのだ。
ちなみに壊れたはずのipodは、北海道に帰ってきてとみちゃんの家にて突然奇跡の復活を果たした。

頑丈なアルミのボディーは、シリコンのケースを使っていたとはいえ、連日のアウトドア酷使によく耐えた。
農業やってるとどこからともなくもらえる農業機械メーカーのネックストラップをつけて愛着度更にアップ!(笑)

f0032403_2335043.jpgそんな私のかわいいipod nano。
イヤホンが壊れたので、用事ついでに駅前のでっかい電器屋さんに行って買う事にした。
土まみれになったカバーも、そろそろ新しくてキレイなのに換えよう。

イヤホン。
あまりにもたくさんありすぎて、わけがわからなかった(^^;)
といいつつ性格上、愛用“耳栓型イヤホン”(カナルタイプというらしい)のコーナーの何十種類もの商品を隅から隅まで眺めてしばらく悩んだ(笑)
値段でどれくらい違うもんなんだ??
私がほしい第一条件は、「壊れにくいこと」。
でもどこにも「壊れにくいイヤホン」とは書いていない。
第二条件は「安いこと」。これはわかる。でもすぐ壊れそうなのも困る。
結局、「なんとなく壊れにくそうで、安めで、よさそうな気がする」ものをテキトウに買った…。

で。
ipodのケースを探したのでありますよ。
2年前に買ったときは、「こんなに置いてどうすんだ」と呆れるくらいにたくさんのケースが売られていた。
で、今回探してみたら………
ない
んですよ。ひとつも。
そのかわりに棚を埋め尽くしているのが、同じipodナノの最新機種、“第5世代”用のアクセサリー類だけ。
そのほかは、ipodの新世代機であるipodタッチなどのコーナーだ。
まとんの愛機は、第2世代。

店員さんに訊いてみた。
「ここにある、第5世代より前のケースって、ないんですか?」
店員さんはちらっとそのコーナーを見て、言った。
「ナノですよね?」
状況から言って当たり前。店員もそうだと知っていての質問なんだろう。
「第5世代しかないですねー。」
今はもうipodナノではなく、ipodタッチやiフォンなんかが主力の商品なのだろう。

ここで私が「第2世代なんです。」と言ったら、どうでありましょう(笑)
もうとっくに売っていなかったのだね。
まだ買って2年半なのに、その最新機種は「古い機械」になってしまっていた。

なんだそれ?
おかしくね?
意味わかんねー。

モヤモヤ煮え切らないおいら。
「みんな…そんなにすぐ買い換えちゃうものなんでしょうかね?」
言われても困るような質問をしてみたり。
買い換える前に売り場をどんどん新しくして、流行に遅れるまいと焦る人々に買い替えを促す効果もあるのだろう。
そして、たぶんそれはうまく行っている。
わかってるんだけどね、だってなんかモヤモヤするんだもん。
「売り場に限りがございますから…新しい商品が出たらどんどん替えていくしかないんですよね。
ネットでなら手に入るかもしれませんよ。」
すまなそうな口調の店員さん。

うちのテレビ、まだ平べったくないけど。
だめなんですかね、そういう生活。
(だめじゃないってのも知ってて、つい言いたくなる)

物が少なくて、情報も流行もネット人口もipod人口も少なくて、
10年前と今とで少しも変わらないような生活も当たり前な南の島から帰ってきて、
プチ浦島太郎体験をした日でありました。
そうそう、買った新しいイヤホンの「耳栓度」が大幅に上がっていたことにもウラシマ体験だったわ。
耳栓すぎて体の中の音が聞こえるじゃないか!(笑

いいの。誰も使わなくなってもおいらは第2世代使うの。
誰も知らなくてもジョンディアのストラップ使うの。(爆
by ushimaton | 2010-02-08 23:55 | 気になること

ジョンの病気

f0032403_1822457.jpgいやはや、留守番クッキーがクンクンと落ち着かないのなんの。
うろうろ歩いて、玄関の方をじっと見て、の繰り返し(-_-;)

普段なら、部屋に人がいれば(今日は私がいた)誰かが出かけていてもまあまあおとなしく寝ていたりするんだが。

留守番にいつも必ず一緒にいる相棒がいない、というのは、イヌ的にもちょっと異常事態なのだろうか?

クッキーの親父犬、ジョン君が病院に行っている時のこと。

もうすぐ15歳のジョンは近頃すっかりぐったりで。
もう歳だからある程度は仕方がないとはいえ、明らかにいつもと調子の違うので、母が病院に連れて行った。
こういう時に犬の性格がわかるねー。
ジョンは犬でありながら妙にネコっぽいヤツで、狭いところが好き・新聞の上が好き・
「おいで」と言われたら来ない・気まぐれで膝に乗っかってくる。
だが、たぶん昨日は特別に具合が悪かったのだろう。お腹が痛いとかだるいとかなんか。
一瞬も人から離れようとしなくなった。
トイレまでついてくる(笑)
全く餌も食べないしぐってり寝ているし。


子供の頃から家にはいつも何かの動物がいるのだが。
みんなどこかから貰ったり、逃げ込んできたり、車の胴体にハマってるのを保護したり(爆)、
そういういきさつで来るようなものどもである。
しかしジョンと奥さん犬のボンは、単身赴任の寂しさが極限に達した父がいつの間にか買ってきたという
オドロキの登場をした(^^;)
初めての室内飼い小型犬ということでオタオタして、しつけを失敗したことは双方にとって
不幸でもあったかもしれぬが(笑)

動物は人間より寿命短いっていうのは、仕方ないことだが。
動物が年老いてくると、なんともいえない寂しさが漂う。


f0032403_1855081.jpg帰ってきた。
クッキーとジョンの似てない親子。
しかも特にすごく仲がいいというわけでもなく(笑)
ふざけたり遊んだりめったにしないくせに、いないと不安がるのね。

腎臓だそうでございます。

みんな腎臓だ。前に飼っていた猫も。
歳をとると腎臓がだめになりやすいようだ。

昨日今日と病院で皮下に輸液などを行って、若干元気になった模様。
ゲンキンにも急に人にくっついて来なくなり、やっと一人で寝始めた。

人間の食べ物を与えると腎臓の負担が大きいと前の猫のときにお医者に聞いてからは、
人間の食べ物(カマボコとか砂糖や塩気のあるものとか)はまったくあげなくなったのだけど、
やっぱり歳を取ると腎臓には来てしまうもののようだ。
っていうか犬の餌にも普通に添加物はいっぱいですが(^^;)

病院に通って痛い注射を繰り返して、結局つらそうに死んでいった昔の記憶があるから。
もしも同じ状況になるなら、たぶんそういう治療は望まないだろうと思う。
今の病院の先生ならそういうのもわかってるんじゃないかなー。
恩人です。回顧録

f0032403_19143071.jpg
これまた病院行きで留守中だった昨日の宇宙猫みい。
しかしこいつは何を考えているのかわかりません。

まあ、子猫で車のエンジンに挟まって我が家にやってきて、ジョンのオッパイを探して育った猫ですから。

どれも、いろんな形で、なんとなくの変化を感じつつ、人間みたいにオタオタしないで生きているのかもしれませんな。

by ushimaton | 2010-02-07 20:57 | うち

むしとあたしたち

何度も書きましたが。
わたくし本当に虫が苦手な子でしたの。
極小羽虫を払い落とすだけで失神しそうになっていたし、アリが自分を歩いているだけでもパニック(^^;)
それが……
「いや虫いないとか絶対ありえないし」という環境に何度も身を置いて、
「キャー!」なんて恥ずかしくて言えない状況で働いたりしているうちに、いつの間にか逞しくなって参りまして…。
たとえばこんな修行:その1海編その2南国編
番外・給餌編大海嘯編入浴編
(紹介しすぎ?笑)

虫が「嫌い」なわけではないんですよ、ほんと。
どちらかというと「怖い」。(笑)

でも(?)、この本は面白うございました。

瀬戸口明久 『害虫の誕生―虫から見た日本史』

続けて本の記事で、っていうかここんとこ本のことばっかしですんませんが(^^;)
返却期限がきちゃってよぅ。
しかもなんか面白かったので…(言い訳)
f0032403_14164244.jpg
「コガネムシは金持ちだ~」って歌の「コガネムシ」、あれって実はゴキブリのことだった、という説があるのをご存知?
地方によっては、チャバネゴキブリの事を「こがねむし」と呼んでいたそうだ。
冬も暖かく食べ物もある豊かなお金持ちの家にしか、昔はゴキブリはいなかった。
ゴキブリは縁起の良い虫で、殺すことを禁じていたという地方もあったそうな。

そもそも、日本には『害虫』という言葉がずっと存在しなかった。
“害虫”と今呼ばれている虫が存在しなかったのではない。
虫を、「ただの虫」と「害虫」に分けるという“考え方”が存在しなかったのだ。

畑や田んぼには、もちろん昔から虫害というのはあった。
だが、明治時代までの人にとってそれは雨や日照りなどと同じ“天災”の一つであり、その原因である虫を人間の力で「駆除する」という考え方すら存在していなかった。人間の力で制御などできるものではない、人間を遥かに超える存在だったのだ。
だから人々は、「お願いですから田んぼから出て行ってください」と祈祷し、お札を掲げ、その「たたり」を鎮めようとした。
『虫塚』を建てることによって、殺した虫の霊を慰めた。あるいはさらなる祟りを抑えようとした。
“害虫”であっても、殺生であったのだ。

西洋化が急速に進むにつれ、虫への意識が変わった。
虫は、恐れるべき自然の猛威や天災から、人間の手で一掃すべきもの、そうできるものになっていったのだ。

爆発的に発展した、すぐれた(効果のある)農薬や駆虫法は、どれも戦争の影響でここまでに発展した。
なぜなら、戦争で「人間を相手に」ばら撒くことを目的に、日本含む各国がお金と科学者をつぎ込んで研究した成果の延長だから。


「虫」や「害虫」への考えかたの歴史をたどれば、同時に人間社会の移り変わりもわかる。
そういう本だった。

なんとなく、
「そうかー、西洋文明というのは極端で大ざっぱで悪いものじゃのう。」
と思ってしまいそうになるところだが。
この本は、「西洋文明=自然破壊」「東洋文明=エコロジー」というありがちな考え方にも一石を投じている。

『しかし私は、江戸時代の人々が「害虫と共存」していたとは考えていない。江戸時代の人々も、現在の私達と同じように、害虫に苦しめられ、できればいなくなってほしいと考えていた。(中略)
そもそも江戸時代には「エコロジー」「自然破壊」という発想そのものがなかった。したがって、「エコロジーか自然破壊か」という二分法で歴史を描くことは、現在の目標で過去を評価し、断罪してしまうことになってしまう。』


そうだよね。
誰も望まないなら害虫防除なんてしないし、殺虫剤だって取り入れようとしない。
目の前の人を豊かにしよう、あとちょっと楽になろう、困っている人を助けよう、そこから始まったものなんだよね、どれもこれも。

「害虫」をごっそり殺したおかげさまで私達は飢えることもなくこんなに山のような食べ物に囲まれていて。
「粗末にしたら、バチが当たりますよ!!」
ほんとにね。
by ushimaton | 2010-02-05 14:57 | 気になること


気が小さいのに、珍しいものは好き。 道草を喰って、たまに反芻したり。 牛歩ではありますが。


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