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本に載ったとみちゃん

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たびたびたびたび私のブログに登場する、牛絵描き牛飼いのとみちゃん(はじめの頃は「ミホちゃん」と紹介していた)。
この度、彼女の牛版画が2点ばかり、雑誌に載り申した(´∀`)

雑誌のタイトルは『「旬」がまるごと』の1月号。特集ずばり、『牛肉』だ。
表紙の和牛がインパクト満点でやけにかわいい(笑)

牛肉の魅力をあれこれ載せた雑誌に、乳牛の版画を??
と、はじめは思う。
でも、とみちゃんの版画の乳牛を『牛肉』特集に載せるというのは、「なかなかやるではないか、編集さん。」とちょっと感心したくなってくる。

とみちゃんは、言ってみれば、牛の命の矛盾のような部分を受け止め、版画にして世の中へ放出している。

生まれながらにして「人間のために生まれてきた」と当然のごとくに位置付けされている、人間側でいう「経済動物」という生き物である牛。
経済でも不経済でも、動物でも植物でも、生き物は自分自身のために生きている。品種改良されていようが遺伝子組み換えられていようが去勢されていようが、決して人間のためにある命ではない。

ものを食べて生きているとは、そういうことで。
でも、それは考えないように考えないようになっていて。

版画のモデルの388も、たくさん子を産んでたくさん乳を搾られ、お肉になって、もうとっくにこの世にはいない。

とみちゃんは、版画を作るだけで、何も言わない。何も添えない。
言葉にするより的確なこともこの世にはあるのだろうし、受け止める側の受信機もきちんとメンテナンスをしておくべきなのだろう。


この『旬がまるごと』は2ヶ月おきの発行らしく、1冊580円と結構お買い得だ。中身は、まぁ日本人好みのサシ入り高級牛肉の魅力を主に紹介しているのだが、ただ切り身になった「肉」とその料理だけでなく、肉牛の品種やブランド一覧、生きた牛と牛を飼う牧場、カリスマ獣医(笑)など、素材を広く捉えているので面白いし、勉強になる。おいしい食べ方もこだわり抜いて詳細に書かれている。

実際は等身大の版画ではあるが、雑誌の大きさでもなかなか見事だ。
毛の1本1本を細かな彫刻刀で彫り出した作品の魅力の半分くらいしか伝わらないかも知れないが、388の(≒とみちゃんの)こちらを見つめる表情と出会ってみたい方は、本屋で探してみてね。
私はアマゾンで買った。

そして、実物の版画と出会いたい方、中標津の『牧舎』へGO!
…まだやってるのかな?雪が降ったら休業だから終わったかな?


とみちゃんに関しての私のブログ記事は、「とみちゃん」「ミホちゃん」「版画」などでブログ内検索してくだされ。
今は携帯投稿のためリンク貼れずセルフで失礼(^^;)


そして次号の特集はなんと…大根!!

買おうかなぁ(笑)
by ushimaton | 2008-11-30 10:36 | みなみにっき

こんなこともしている

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我らが農場は、ハイテクの反対(笑)

いろんな機械をたくさん持っているが、半分以上は乗り手が敬老心を抱くようなポンコツである。
ほぼ親方の趣味で、野菜の最新のお勉強(?)はしているようだが、単純に「これが面白そうだからやってみよう」がスタンス←言い過ぎ?(^^;)


ある日、妊娠鑑定牛(人工授精をした母牛が妊娠したかを、人工授精からある程度経ってから調べる)をチェックする仕事を頼まれた。
そして、目が(*_*)こんなになった。

まず、走り書きのノートから、種付けをした日付が鑑定の対象内の牛たちを一頭一頭見つけ出す。

その牛の番号を、今度は牛舎の牛リストの中から見つけ出す。
このリストは、何番牛舎のどの部屋に何番の牛がいるかが鉛筆で書かれており、移動させると消しゴムで消して書き直される。
種付けや分娩予定日などの関係で、頻繁に移動がある。
母牛の数400以上。牛舎の区分け20以上。
その中から、リストアップされた番号をまた一頭一頭見つけ出し、書き出していく。

つまり、牛を紙の上で見つけ出すまでに、数時間が必要なのだ。
なんか…いいのか?(^^;)

それでつい、
「昔働いてた農場で、情報管理にデータベースソフト使ってたんだけど、あれはこの農場の牛管理にも必要と思う!」
と力説してしまった。
で親方が「ではすぐ導入!お前が使えるように作成せよ。」と即号令。
なりゆきで、私がデータベースソフトを動かすこととなったΣ( ̄〇 ̄;)

私は、コンピューターに決して詳しい方ではない。
以前大根農家でデータベースソフトを生まれて初めて触り、それっきり触っていない。
しかし、その時どヘボながら自分で1から作成したというささやか且つバカバカしい自負心と、それらの日々がやけに楽しかったという記憶、とにかく牛管理がまだるっこしいというイライラから、ついつい引き受けてしまった(笑)

買ってから「ダメだった」だと困るから、本当に思ったことに使えるかどうかをメールでコンピューター屋さん(笑)のkamoさんに訊き、参考文献はリアル本屋さんのふくさんに見つくろってもらい、購入。

で、雨の時や人手の足りている時などに、ぼちぼちとやっておるのだ。

はじめは、一人勝手に肩身が狭く大変であった。
勤務時間内に、畑に行かずにのろのろとパソコンやって良いのか!?
みんなが汗だくで帰ってきて溜め息ついてる時に、なかなか進まないソフトいじりで固まっていていいのか?
仕事してないみたいじゃん?
息が詰まるじゃん!?焦るじゃん!?
あわあわあわ(*_*)
手が震えてきてタイムカードが入れられなかったりした(^^;)

が。
「なんで?仕事は仕事さ。」
「すごいことですよ。出来たら何十万円分ですよ。」
などと言ってくれる同僚たちのお陰で持ち直し(笑)、開き直って頑張ることにした。

でもさーでもさー。当たり前だけど、壁にぶち当たりまくりよ(-"-;)
ひとつひとつ解決していく時、あれこれ注文の多い関数をひねり出して、それがうまく動いた(笑)時、何とも言えないヨロコビがあるんだよね。
しかしその10倍、思い通りにいかないのに原因がわからないでムキーッ(-_-メ)という事もある。

牛の授精、分娩、牛舎、などに関わるデータ管理を、「コンピューターにあまり接点ないおじさん」(親方)でもできるようにやさしくわかりやすく打ち込みやすく作る。
これが目標でございます。

さぁ我が友たちよ。
そう、コンピューターができてしまうアナタやアナタやアナタ。
きっとそのうち救助を求める連絡が私からいくことでしょう(笑)
その時は、よろしく(笑)
by ushimaton | 2008-11-26 20:51 | みなみにっき

つはものどもが…

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皆の衆の熱意が雲を吹き飛ばし、暖かく晴れた大会当日。

いかがお過ごしでしょうか。(意味不明)

結果。

ガチンコAチーム、ぶっちぎりで優勝!

ちなみにAチームのメンバーは、本気モードで駿足なだけに、見た目もスポーティーでイケメン系(笑)でまとめてある。
一方のBチームは、背の小さいの、お腹の立派なの、女の子などなど、見た目からバラバラ凸凹で、マンガみたいにまとめてある(爆)

そんな我らがお気楽Bチームは…な、なんと、3位!
最後の区間までは1、2フィニッシュの勢いだったのだよ(@_@)
やるじゃん!

参加チームは全部で14。
中学生を除く全てのチームは、この日のためにお揃いのTシャツをこしらえてきている。
チーム名は「気象台」「農協」などのほか、「41会」(昭和41年生まれの同窓生)や「はるさーメタボラーズ」(はるさーは“畑人”)などなど面白い。
もちろん私達もお揃いTシャツ。

本番となるとみんな速い速い!
自己ベストタイムを30秒も1分も更新して走るメンバーが続出した。
みんな輝いてたぜ(笑)
チームメイトのヤジ…じゃなかった声援も本番でパワーアップ。
走り始めたらすぐに「もっとペース上げろ!もっと!」おいおい(^^;)
診療所前では「ハイ怪我したら病院行くよ!」ってなんじゃそりゃ(爆)
めちゃくちゃな応援に押されながら、ぐんぐんタイムを伸ばす面々なのだった。

お気楽Bチームは、他のチームとビール1ケースをかけた勝負をしていた。
結果はぶっちぎりでこちらが先。
祝勝会の最中に、勝負相手のチームから本当にビール1ケースが寄贈された。
「お笑い系Bチームがこんなに早くゴールするなんて思っていなかった。」と驚かれながら、ご機嫌の祝勝会となったのだった(笑)

ワイワイ飲んで、それから走った同僚の女の子とさらに部屋で飲み語り、朝の5時半となりました(-_-)ZZzz....
そして朝は休日出勤(∋_∈)

ネムイ。

明日から、ちょっとは落ち着いた日々になりましょうなねぇ?
by ushimaton | 2008-11-23 14:58 | みなみにっき

準備オーライ?

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世間一般ではまだバナナが不足しているのかいな?
さすがに庭木がバナナの沖縄県では、バナナ不足の話はとんと聞こえてこなかった。そして、特にバナナでやせたとかいう話もないな(笑)

以前も紹介した「島バナナ」は、普通のバナナと比べてとても小さい。そして甘味が濃くて、とってもおいしい。
これは、駅伝メンバーの人が持ってきた、極小バナナ(笑)
タバコサイズですぞ。
きゅっと小さくかわいくまとまって、沖縄の人みたいね(´∀`)

さて、明日は駅伝の本番。
そのために仕事を休みにしてもらえるって(別に職場のチームってわけじゃないのに)、もはや普通になってるけどよく考えたらすごいよね。

私がマネージャーをするKにぃ達の駅伝チーム、今年は人数が多く集まったため、2チームを出すらしい。
大会記録を狙うAチーム、「まぁ楽しく走りましょ。」のBチーム。
私はBチームのマネージャー。いつもはただゆるーく応援したり玉拾いしたりくらいしかすることがないのに、今回は忙しい。

ひとり約3キロのコースに3、4ヶ所のチェックポイントが決めてあり(大会自体ではなくチームが練習のため決めたらしい)、通過時間を毎回秒読みで知らせ、「前日比マイナス14秒!」とかやり続ける。7人分。
どこがお気楽チームやねん!!( ̄〇 ̄;)
ちなみにタイムの前日比計算をしょっちゅう間違える、気の毒なアタマを持つ私。

練習は夕方6時半から走り始めるのだが、さすがの沖縄もこの時間となると暗い。
島の市街地(?)をスタートするときはいいが、数百mも走ると、もう真っ暗。
本当に、どうしようもないくらい、とにかく真っ暗なのだ。
だから一人で練習は無理(^^;)マジムン(まもの)にとられまっせー。
それゆえ、トラックで伴走して行く手を照らし、みんな一緒に走るのだ。

が、たまに、練習時間短縮のために途中から二手に分かれて違うコースを走る。
その間どちらか一人は、道もわからないほどの闇を走っているそうで。
コースを間違える以前に、道とキビ畑を間違えそう(-_-;)

チェックポイントがなかなか覚えられない。
標識などわかりやすい場所ならいいが、キビ畑の間のちょっとしたくぼみ(笑)みたいなのは、ほんとにわからない(-"-;)
ていうか、コースは市街地以外は延々とどこまでもひたすらキビ畑の中で、どこ走ってんのかわからない(笑)

伴走車で待機している他の人たちは、熱心な声援を飛ばす。
「いいペース!」
「腕振って!」
「おらおらもっと飛ばせー!」
「速く走らんと、歌うたうぞ!」
…声援?(-_-;)
本人たち曰く、「めちゃくちゃな事を言われた方が速く走れる。」

そして。
毎日の練習で体壊す人続出。

意味ねーー!(爆)

“ギリギリ直前になってから、むちゃくちゃに練習しまくって、強くなったんだかなんだかわからない状態で本番。”
うむ、この島のいつも通りの正しいパターンですな(笑)

昨日はチームの「結団式」だった。
「あれ?この前結団式しなかった?」という声が何人かから聞こえていたが、ともかく、飲み会。じゃなかった結団式だった(笑)

お気楽、親睦、だけど真剣。現時点で間違いなく島の最大重要事項の「駅伝大会」前夜でございました。



関係ないけど!

さっきシャワー浴びてて、手首に腕輪みたいな黒いスジを見つけた。
土かぶりながらトラクターに乗っているので、軍手の隙間から土が入り込んで汚れちゃったかな。
そう思ってこすったら、落ちない。

日焼け!!すげー!

まだ1週間も仕事してないし、いつも晴れてるわけでも、いつも軍手と袖の隙間があいてるわけでもないのに(@_@;)
やっぱりすげーよ、南国太陽。
by ushimaton | 2008-11-21 22:22 | みなみにっき

マネ専

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晩御飯を食べてまったりしかけたところで、島でいつもとってもお世話になっているKにぃから電話があった。
「今居酒屋にいるから、ビール1杯飲みにおいで。」
電話が来たのが日曜日の夜9時でもうお腹も一杯で明日は仕事だけど今から出て飲むの?とか、そういうことがこちらとしても全く気にならない、というのが、この島の魔法である。
(ちなみに飲んだ翌日も、みんな気合いを入れて仕事する。)
そして、まず割り勘にはならない(毎度ごちそうさまですホント^^; )。

行ってみると、飲んでいたのは、私が予想していた「この前マネージャーやったおじさまソフトボール系仲良しグループの面々」ではなかった。
Kにぃの2人の息子たちとその友人、ほか何名か、Kにぃのほかは20~30代の若い顔ぶれだ。

「まとんちゃん、今週の土曜は駅伝大会だよ。」
「あぁ、そんなに近いんだ。今年もチーム作って出るんだって?」
「今年は大会新記録を狙ってる!」
「さっすが~。頑張ってね。」
「まとんちゃん、マネージャー。」
「へっ!?( ̄〇 ̄;)」
「よろしく!」
「…………わかった。」
そういえば、いつも同じ状況だな。
同じ居酒屋で、島の新鮮マグロをつまみながら、Kにぃに唐突に言い渡される。

ウムを言わせずいつの間にか親善試合やソフトボール大会のマネージャーになったこと、3回。
4回目ともなると、もはやすっかり観念して聞き分けの良いまとんなのであった(爆)
それは、島に帰ってきた翌日のことであった(^^;)

駅伝大会は、外周20キロのこの島の内側を走っている一周道路を中心に、島をぐるりと走る大会である。
春からほぼ毎月欠かさず続く、この島の様々なイベント(基本、体育会系)は、11月のこの駅伝で、ひとまず落ち着く(…たしか)。
寒くなるから、ではなく。
冬は、サトウキビ畑や製糖(や、かぼちゃ)の仕事でとても忙しいからだ。


で。
昨日から、仕事の後はストップウォッチとボードを持って、走る人々に伴走しながら「8分30秒で~す」などとやっている私なのだった(笑)
早速ですな。島の洗礼。

それにしても、相変わらずほんとにすごい気合いの入れよう。
大会自体は島の人々の娯楽という位置付けながら、何日も前から本番と同じコースを走り込みして、伴走車まで出して、「3区の第2チェックポイント通過時間○○、昨日と3秒遅れです。」とか言い続けねばならぬ(-_-;)
郵便やさんもお医者さんも、みんな走る。
みなさん真剣勝負なのね。


「またマネージャーになっちゃったよ。」
と他の人に報告したら、爆笑されて
「マネージャー専門だね」
と言われた。

ではこれからは「マネ専のまとん」でよろしく~(笑)
by ushimaton | 2008-11-18 23:19 | みなみにっき

ただいまオジイ

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札幌で美容室に行ったとき、「しばらくまた髪が切れなくなる」ということで、美容師さんにかなり短めにしてもらった。
楽だ…(笑)

で、島に帰ると、案の定、始めは私だと気づかない(笑)
ショートにしてすぐ島を出たから、みんなのイメージが短髪じゃないのですな。
何度も「気づかなかったよ~!」と言われて、ニヤリと喜ぶ私( ̄ー ̄)
「似合う」「若くなった」など、(本人に聞こえる)評判はまずまずだ。うむ、よしよし。

髪型の話の後、だいたい言われるのが、
「白くなったねー。」
自分は全然自覚ないが、白くなったらしい(髪じゃないよ。笑)
北海道にいる間は、久々すぎる「日焼け止めを塗らない日々」だったというのに、日焼け止めせずに白くなれるとは、お得なことじゃ(なにが?)。

この辺まではだいたい同じような会話を繰り返してきているのだが、次に来る言葉が、ある人は、
「やせたなぁ。」
であり、別の人は、
「太ったなぁ。」
とくる(-_-;)
実はこれは、この島だけではなく、札幌で久しぶりに友人や親戚などと会う度に、「太った?」「やせた?」と言われまくっていた(^^;)

からくりは、あまりにも体重に無配慮な私の生態にある。
まるで高校時代の私の模擬試験の結果と同じ(笑)で、体重は計る度にいつも大きくバラつくのだ。振れ幅は15キロはあるな(-_-;)
常に生活環境がゆるく変動して一定していない人生なもので(笑)
そんなわけで、人によって、いつ会ったかで前回の私が全く違い、それゆえ太ってたりやせてたりするのですな。

島の人々しかり。
1年前に来たときと、ひと月半前に島を出たときで、すでに大いなる違いがあるため、イメージにもばらつきがあるんでしょ(笑)


そして今日の話。
仕事に行ったら、病気療養から復帰した(まだ少しずつだけど)オジイがいた。
わ~い、オジイだー♪
「オジイ、ただいまー!久しぶりー!」
はじめ私と気がつかなかったオジイ、私の頭を見ながら、
「お~、わからんかったよ。お前、かわいくなったな。」
お、たまにはいいことも言うではないか、オジイ。
その後、浮かれてクバ笠をかぶる私にもう一度、
「お前いろいろかわいくなったな。」
ふふふのふ。クバ笠が悲しいほどに似合うと好評なのさ(喜ぶとこ?)

仕事の合間のお茶休憩。
遅れて行った私が手を洗っている後ろ姿を見ていたオジイが、また一言。
「お前、後ろから見たら、小さな相撲取りみたいだな。」

…………(-_-メ

やっぱりちょっと気をつけて腹の肉を落とそうかな、と思った瞬間であった。

オジイの名言集は尽きることがありませんなぁ。


写真は本日のお仕事。
いつの間にやら播種され芽も出たかぼちゃ達の横に、風よけに植えたソルゴー(こうりゃんの仲間なのかな?)をロータリーで潰し、かぼちゃの弦がつかまれるようにするのだ。
ちびトラクターの横の、黒いマルチ(ビニールのシート)から顔を出してるのが、今シーズンの主役・かぼちゃたち。
何気にクバ笠を入れて撮ってみた(座席のとこ。わからんな。)

クバ笠、麦わら帽と違って、風が吹いてもめくれあがらないようにできてるんだ(@_@)
便利~。
しかし、思ったよりは顔の日陰が少ない(*_*)
だが、涼しさは抜群だな。帽子をかぶった時の汗やムレが全然ない。
いいぞ~クバ笠♪
by ushimaton | 2008-11-16 21:22 | みなみにっき

長旅

いやはや。
予想していたとはいえ。
揺れた揺れた(*_*)

ダテや気まぐれで4日間出航を延期していたのと違いますなぁ。
荒れる外海に出る前に、大好物の「焼きたてパン」を食べ納めて夕食にし(笑)、酔い止めをがっつり飲んで、あとは寝台にへばりついて眠っておりました。

那覇発、夕方5時。
…島着、翌日の昼11時30分(-_-;)

同一都道府県内の移動でダントツに時間がかかるのは北海道だと思っていた私をあざ笑う、恐怖の18時間!!
といっても理由もあり、海の荒れに加えて今回の船は隣の島(我ら“絶海の孤島”は仲良く2つの島でできている)先回りの便だったのだ。(それでも遅い(-_-;)

クバ笠三線つきで、もともとの大荷物に加え、本島の牛舎のMねぇからは「お葬式のお返し預かってるから兄貴達に渡して」となにやら箱を預かり、さらに島の親方からも電話が来る。
「液体窒素買ってきてくれ。ボトル1本。」
…子供にお使い頼むかのように「液体窒素」って…(笑)
しかも取りに行ったらすげーでかいやん(-_-;)タクシーてんやわんやよ。

そんな、ありえないガサガサぶりで船に乗り、ひーひーいいながら手伝ってもらって液体窒素や自分の荷物と共にカゴ下船をした。
戻ってきた私を見て、「なんか男前になったな。」との感想を漏らす人あり(そういえば髪をさらに短く切ってきたんだった)、「いいな~クバ笠。」と羨ましがる人あり。
今まで浮きまくっていたクバ笠、ついに落ち着ける場所にたどり着いたのね(笑)

部屋は段ボールだらけ( ̄○ ̄;)
本島の自練&牛舎生活の時の荷物。札幌から送った買い出し荷物。持ち歩いた旅行カバン。
同僚の中には、船で降り立つやすぐに仕事着に着替えて出てくるつわものもいるが、オラは休んだよ。文句ある?(笑)
夕方いっぱいかけて荷物を整理した。

「ずっと遊んでたんだから、当分休みはないぞ。」と脅す親方。
あぁ夢のような日々は遠く過ぎ去った…(-_-)
島では風邪が大流行しているらしい。
北海道でもひかなかったのに、こっちでひいたら笑い話やね( ̄ー ̄)
by ushimaton | 2008-11-15 19:18 | みなみにっき

出航

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うーむ、ニーブイ(うとうと)しながら書くと、やっぱし意味不明になったり誤字が多くなるなぁ(-_-;)
前回の記事の最後も舌足らず。

物として残しきれない、戦争の記録、記憶、写真すらない死んでいった人々のこと。
そういうものを、やがて絶えてしまう前に、生で受け取れた。
形にならないものたちが確かに存在したという証を受け取れて、良かった。
そんな意味でありました。
「避難」も「非難」になってら(-_-;)
いつも翌日見てびっくりよ(笑)


さて。

船の貨物室(?)は、食品などのコンテナと、ユンボなどの工事車両などでいっぱい。

4日遅れで、ようやく船は出航したのだった。

よく見ると、ユンボの座席にクーラーボックスと釣竿がのっかってる。
これから島には季節労働者がどんどんやってくる。
サトウキビや製糖の農繁期がやってくる。
働きにくる誰かが、釣りを楽しみに持ってきたのだろう。
この島らしい。
釣竿の人、島では、絶対なにか釣れるぜ!

明日の朝には、一月半ぶりの島だ。
by ushimaton | 2008-11-14 17:17 | みなみにっき

存在した証

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那覇は昨日に引き続き、穏やかな晴天。
さすがに船も今日は出るだろう、と、ぼつらぼつら支度をしていたら、朝一番に海運会社から電話が来た。
「時化で、1日延期です。」

…………。

13時間かけて絶海の孤島へと向かう、健気なぼろ船。
海溝すらまたぐ長い航路なだけに、こちらの海が大丈夫でも全然あてにならないのだ。
宿の受付で、なんと5泊目の(1泊の予定だったのに)延泊申し込みをする。
こんなだから、島民は飛行機を使うのだよね(-_-;)
1泊1700円の安い宿だから良かったが、大損しかねないぜ。


今度こそ最後に違いない足止めの1日。
昨日たっぷり牛舎をやって、とりあえず牛も小康状態らしく、本日はこっちでの仕事もお呼びなし。

それで、いつか行ってみようと思っていた場所へ行くことにした。

それは、ひめゆりの塔。

働いていた場所に割と近いので、簡単に行ける気がしていたのに、いざ那覇から自力でとなると遠い。
バスを乗り継ぎ、宿を出てから2時間以上もかかった(*_*)

ひめゆりの塔。
米軍が沖縄に侵攻し、とてもたくさんの一般の島民が亡くなっていった敗戦直前、動員されて激戦に巻き込まれ亡くなった女学生たちの慰霊碑。
…というくらいの知識の私。
かつて、灰谷健次郎の『太陽の子』で衝撃を受けた。
沖縄にいるからには、沖縄戦というものをもっと知りたい。


バスは海岸沿いの静かな道をひた走り、停留所で降りたらいきなりお祭り騒ぎΣ(@_@;)!?
観光地らしいガサガサして大きなお土産屋と食堂がずらりと並び、派手なかりゆしウェアの客寄せが幾人もうごめき、大量の観光バスからどんどん出てくるミニスカートの高校生たち。

真昼の強い陽光の下、自分の気持ちとあまりにもかけ離れた現実世界にひるんだ。

ガイドさんたちの三角旗の後ろをぞろぞろ歩く人人人。
落ち着かない…。
実際に何十もの命が一瞬で消滅した塹壕がそこにある。
花を捧げ、手を合わせるも、その隣では小さい子供を立たせて塹壕記念写真を撮る夫婦。息子に、「こう、手を合わせなさい。」と合掌ポーズをとらせて写そうとしている。塹壕を背にニコニコとカメラに向かって手を合わせる写真て…意味分からなすぎ(-_-;)

「ひめゆり」は、戦後、実際の学徒隊とは関係なく書かれたフィクションの小説と映画が大ヒットし、ここは一躍大観光地になったのだそうな。
それを憂えた日系2世の人がこの土地を買い、生き残った人々に寄贈して荒廃を防いだ。
…このお祭り的空気はその名残か!?

資料館にて、写真を見て「おかっぱ頭だ!古いね~。」と謎の感想を述べる高校生たちにぐるりを囲まれて入ったのだったが、修学旅行的やっつけスピードであっという間にガイドさんが連れ去ってしまった後、静かになった。
12時。ツアー客たちのお昼の時間になったのだ。
ひめゆりの穴場時間は昼だな。


打ちのめされる程の人の波を抜け出した、ひめゆり平和祈念資料館。
それは、本当に、行く価値のある場所だった。

この場所の大きな、とてもすごい特徴は、実際に「ひめゆり学徒隊」として戦場を逃げ惑い奇跡的に生き延びた方々本人が、「証言者」として資料館の中で、訪れた人々を直接案内していることだ(!)
すごい。本当に。
もう80も越えているはずの方々が、とてもそう思えない、凛として生気に溢れた姿で、展示を前に人々に自分の体験を話している。
自分の目で見、耳で聞いたことを、人々に手渡し続けている。

たとえ無関係で伝え聞きの案内人だとしたって、見知らぬ様々な人々に話をしていくのは大変なこと。
胸をえぐるような、思い出すのも苦しいような恐ろしすぎる体験を伝え続ける凄まじい意志の力!

証言者の言葉にあった。
猛攻撃で死を覚悟する生徒たちに、先生が叫んだという。
「なんとしても生き残れ、生きて、後世に伝えろ」
膝の上で友を亡くし、爆撃で動けない友と泣く泣く離れ、生き延びた学徒たち。
生き延びたことを恥じてすらいる、その苦しみを、こんなにも勇敢に昇華させていくことの凄さ。

数年前に大がかりな改装をしたらしい、資料館。
その意図は、時と共に消え去りつつある「証言者」たち。彼女たちが「証言」を伝えることが出来なくなる(たぶん近い)未来、それで全てが失われることのないように、出来る限りをとどめ、残していく。

亡くなった全ての少女や先生たちの写真と、その一人一人にまつわる思い出を残した部屋。
「この子絶対美人だったよね!」と言いながら見ている高校生たち。「何名が死んだ」という言葉ではなく、一人一人が同じ年頃の同じように生きた人間だったと感じられる部屋だった。


近くの「平和祈念公園」にも行ってきた。
海沿いの広い広い敷地に、祈念の碑や大きな資料館、塔や沢山の慰霊碑があった。

公園からは切り立った見事な断崖とキラキラ広がる海が見える。
ほんの少し前に、めちゃくちゃになったおびただしい死体が埋め尽くしていた断崖と、米英軍の船がぎっしり浮いていた海。

進撃や撤退や非難の解説に、ついこの間まで住んでいた場所が出てくる。牛舎の山が出てくる。自動車学校が出てくる。
20万もの人が死んだ悲劇の地。

行けて良かった。
この世に存在した意味を、受け取れて良かった。
by ushimaton | 2008-11-13 23:59 | みなみにっき

雨上がる

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これ、私の船。

すごいでしょ?
窓のついている階を数えるだけで、11階はあったぞ。
船のいちばん左下にへばりついているみたいに小さく写ってる青っぽい長四角いの、普通にでかい観光バス(@_@)

もちろん、私が乗るわけないっす(笑)
てか全島民が乗っても全然ガラガラなんだろな(^^;)
たまたま通りかかったら、今までに見たこともないでかい客船が停泊していたので、つい写真撮ってしまった。

こんなに大きくて、たぶん船の中にはた~~くさんのいろんな面白い施設や便利な施設があって、きっと私の島まるごとよりもずっと色々ある(当たり前か。爆)


ん?
私の現在地?

いやぁ、今日はようやく、朝からいい天気で。

しかし、目指すあちらの島は、夜大荒れだったそうで。

波がまだ高いそうで。

……まぁ、明日こそは、出航できるんじゃない?(爆)


今日はMねぇと牛舎で(バスで途中まで行って拾ってもらう)、風邪牛治療まつりを行いましたわ。いや獣医さんも一緒だが。
お昼ご馳走になっちゃった♪
「うるくそば」こと、小禄(おろく)の沖縄そば。
味くーたー(味付けしっかり)な肉や椎茸などがたっぷり入って、おいしゅうございました。


ところで、昨日本屋さんに行ってみたら、平積で何種類かの『県民手帳』なるものを売っていた。
要は、来年のカレンダーつき手帳なのだが、沖縄県の様々なお祭りや行事、県民に役立つ知識や沖縄県の様々なデータが乗っている。
面白いのでペラペラ見ていたら、その中に、全国の都道府県の様々なランキングの中で、沖縄県がトップ3に入っているものリスト、そして逆に順位が下から3つ以内のものリストというのがあった。

全都道府県で1番だったものの例。
(もうだいぶ忘れた)

・米軍基地の面積の割合
・女性平均寿命
・出生率
・14歳までの人口が占める割合
・失業率・高卒者、大卒者の未就業率
・開業率、閉業率
・離婚率

全都道府県で最下位だったものの例。

・高校進学率
・大学進学率
・平均賃金

え~と…忘れた(^^;)
でも、沖縄らしいですなぁ。と思った。 あの島だけのランキングも見てみたい…(笑)


さて、沖縄本島最後の夜でありましょうかねー?(^^;)
by ushimaton | 2008-11-12 23:28 | みなみにっき


気が小さいのに、珍しいものは好き。 道草を喰って、たまに反芻したり。 牛歩ではありますが。


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