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エスキモーになった日本人

図書館のいいところは、ぶらぶら眺めて「あ、ちょっと読んでみたいかも。」と思った本をそのまま自宅にもって帰って読めるところ(当たり前!!)

そんな『ジャケ借り』(笑)でこの前借りてきた本があった。

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『エスキモーになった日本人』大島育雄著。
そんなのがおるんか…エスキモーに“なった”といっても、まぁ、エスキモーの町に“住んでる”ってことかな?

ちょっと面白そうだったので読んでみたら、かなり面白い。
本を書いている大島育雄さんは、グリーンランドの世界最北のイヌイットの村(緯度は南極の昭和基地より高い)に住んでいる。
住んでいるどころか、彼はイヌイット(エスキモー)そのものである。
職業は、猟師。生活のために猟をして生きている。

大島さんは、若い時に山岳部の遠征の下準備のために、この最北の村にしばらく滞在する。一緒に生活していたのは、冒険家の植村直己さんだった。
二人で犬ぞりを練習し、狩猟や釣りを学んだ。

植村直己さんはここでの準備を足がかりに、次なる冒険に出かけていく。一方大島さんは、冒険よりもここでの生活に強く心を惹かれ始める。
村の女性と結婚し、村に根を下ろして生きていく事を決めたのだった。
日本の仲間との北極点遠征にも同行したが、日本人遠征隊と雇われた村の人の間に立って、精神安定剤が必要なほどに消耗したという。
北極点遠征の冒険に関しては、かなり言葉少なに少々書いているだけなのだが、極地での狩猟生活についての記述が、実に生き生きとしている。ここでの生活を本当に愛しているのが伝わってくる。

おそらく、腕の未熟分を相当練習したのだろう。この本を書いた頃(移住して16年)には、誰もが彼を立派な猟師で、立派なイヌイットだと認めているに違いない。
(顔はもともとイヌイット顔らしい…笑)

f0032403_10303315.jpg本には、彼らにとっての「日常」を、詳しくしっかりと書いてあった。
犬ぞり、アザラシやイッカクやセイウチやホッキョクグマの猟、食べ物や住居、長老に聞かされた様々な伝承など。

うわさに聞く「キビヤ」も、大好物なのだそうだ。
キビヤとは、アザラシの皮に鳩より小さいくらいの鳥を詰め込んで発酵させた物で、強烈な匂いがするどろどろの状態(鳥の塩辛)になったのを、羽と骨以外は脳も内臓も全て食べる。
初めて食べた時は、彼らとの友好のためだと、吐き戻そうとする自分の胃袋と戦いながら必死に飲み込んだらしいのだが、今は「うまいもの(!)を自分で作りたい」という情熱から、すっかりキビヤ作りの名人になり、村の人からも注文を受けたりしているそうだ。
す、すごい…。

書いた大島さんにそういうつもりはなかったのかもしれないが、これはとても貴重な「記録」となるのかもしれない、と思った。
大島さんという人そのものの生きる記録でもある。が、それ以上に、最北の地に暮らすイヌイットの記録。来訪者が観察したものではなく、完全にイヌイットとしての、彼ら自身の心がこもった記録だ。

きっと、彼らのこの生活も、ずっとこのままではない。
便利な道具や娯楽も次々と入ってくるだろう。若者は都会に出て行くだろう。「文明」によって、生活はおそらく変わっていくだろう。
この日常が、とてももろくてきわどい“遺産”であるかもしれないのだ。
マイナス40度の中、白熊のズボンを履いて、そりの上に横たわって眠り猟をする生活。
地球のどこかでこれが「日常」である、ひょっとしたら「日常であった」という感動的な事実を、手元に持っていたいという気がした。(買おうかな)

ところでこの本が書かれたのはかなり昔なので、今は大島さんはどうしているのだろう、とちょっと検索してみたら(ネットってすごい)、こんな記事を見つけてしまった。
去年書かれたasahi.comの記事で、北極の氷が溶け出し、村の生活がおびやかされている、というものだった。

極地の人々は、気流の関係で、他の国々が排出した化学物質によって出来たと思われるオゾンホールの下に住んでいる。
また、海獣類を食べるため、海の食物連鎖の頂点として、体に蓄積された有機水銀の量は水俣病と同じレベルに達しているという話もあるそうだ。
某環境保護団体G(笑)に狩猟生活を非難されているらしいが、非難している彼らの生活の方が、目には見えにくいだけでより多くの命の犠牲の上に成り立っているような気がするのだが…。
その上海氷が薄くなり、生活も危機に瀕しているとは。
なんとも、やりきれない。私たちの生活のツケを、関係ない人々が払っているような。


面白い本なのに、貸し出し期限過ぎてしまった(-_-;)トロいな~
by ushimaton | 2007-01-20 22:25 | おすすめ!

星のような物語。

大晦日、お祖母さんのお家で年越しするために札幌にきたミホちゃんと、ちょっと久々に会った。

前々から約束していたので、真っすぐそのまま札幌駅前の大丸デパート7階へ。
お目当ては、星野道夫氏の写真展『星のような物語』だ。

星野道夫さんは、主にアラスカの野生動物たちの写真を撮り続けた写真家。
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写真が撮りたくてアラスカに行った、というよりは、アラスカを心から愛し、そこで感じた事を伝える手段、そこに住み続けるための手段として、写真を選んだ人なのだ。

星野さんは10年ほど前、カムチャツカで取材中にヒグマに襲われ、急逝した。
この事件も結構後でわかったことがいろいろあって、某民放の動物番組の取材だったのだが、星野さんは「この時期の熊は人を襲わない(餌が豊富だから)」と言ってひとりテント泊をしていた。
が、某局の人々はヒグマを間近で撮影したいがために、餌をまいて熊を呼び寄せていたらしい。
アラスカ先住民の人々に慕われ、『お前は熊のクラン(家系。先住民の人々はみんな、先祖に動物を掲げている)だ』とまで言われていた彼が熊に命を奪われてしまったなんて、なんとも悲しい事でありました。


今回の写真展。
アラスカの野生生物たちの大きな写真パネルが、ホールにずらりと並んでいた。

異常に感動した(T-T)
なんなんだ、このすさまじい写真からの力。

写真の一枚一枚、そこで生きているものの存在感に圧倒された。
星野氏が撮っていたのは、動物たちの“劇的な一瞬”というよりも、何気なく当たり前に生きている姿そのもの、という気がした。

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星野道夫氏の写真に、何故こんなに感動するのか。
私には、星野氏自身が私たちと同じ日本という国の平均的な都市文明の中に生まれ育ったというベースがあるからなんじゃないか、と感じられた。
星野氏は、アラスカのツンドラを駆けるオオカミやヒグマ、地表を覆うカリブーの大群の存在などは夢物語のような別世界、という環境に生まれ育ち、そういう世界に恋い焦がれる若者だった。
もちろん、星野氏の繊細でピュアな、飛びぬけた感性があるからこそ写しこまれた世界ではあるのだが、彼の感動や伝えたい生命感、存在感は、ぐっと心に届く。

大きく引き伸ばすと、写真ってこんなに力を持つのだねー。
こんな街の中で見るには、あまりにも強烈だった。

星野道夫氏の写真展は、これで3度目くらい。
以前、真冬の然別湖の、凍った湖上での写真展を見に行った事がある。
然別湖は山奥深くの湖で、ぐるりと自然に囲まれている。
いつか、ここで写真展を開きたい、と星野氏が惚れ込んでいた場所だったのだそうだ。
そこで見た写真展は、真っ白な湖上に散りばめられた大きな写真が雪の世界に溶け込み、なんとも不思議な穏やかな感動があった。

今回、その時と同じ写真ではないのだが、あまりにも写真そのものの力が強すぎてびっくりした。
この場所だからこそ、きっと写真の影響力が際立ったんだろうな、と何となく思った。
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あと数日しかしていない写真展!
札幌近郊でまだ行っていない方、もし興味があるなら、これ超オススメっす!!


写真展を満喫し、さあ昼食でも、と思ったあたりから、急降下でいきなり具合が悪くなり、結局すごく楽しみにしていたミホちゃんとのデート(笑)もほとんどできずに解散になってしまった(T-T)
ごめんよー。残念だよー。
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でもその時に、ミホちゃんの手作り石鹸最新版の『マルセイユ石鹸』をいただいてしまった。
どうもありがとう~!ヾ(≧▽≦)ノ

メッチャ積もる話もあったのに、うずくまってばかりでスマン。
また今度会おうね~。
by ushimaton | 2007-01-04 14:42 | おすすめ!

おいしい時間☆

久々の(?)実家で過ごす年末だというのに、久々すぎて友人たちも各地に散らばったり子育てがあったりして、極々おとなしい日々を過ごしていたのだが、昨日は今年初の(笑)忘年会だった。

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集まったのは、宇宙少年団のボランティアリーダー仲間。
私はもう6,7年前に活動はほとんど引退しているのだが、今でも親しい仲間が活動していたり、活動していなくても年に一度、忘年会には顔を出したりするので、参加しても楽しい。

中でも愉快なのは、私が大学生でバリバリのリーダーをしていたときの子どもたちが、今は大学生や社会人になって、自分たちがリーダーになっているのを見ること。

少年団の活動のメインの対象は、だいたい小中学生。
理系学部の学生は、実験や工作教室などをしながら科学のお話をしたり、天文指導員などの人は天体観測会を、私のようないい加減文系人間は、青少年指導を学んでキャンプやゲームをしたり、自然散策などをしたり。
「ボランティア」というとなんかイケ好かない(笑)響きがあるが、ただ自分たちが楽しくて、好き放題にやっていた。

その頃小中学生だった子どもらが、今は忘年会にやって来てビールを飲んだりしている。年に1度しか会わないくらいでも、今でも面白おかしくおしゃべりが出来る。
こういう関わりって実は貴重かも。

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毎年、パーティーハウスというレンタルルームの一室を使わせていただく。
宇宙少年団の初代札幌分団長だった方が経営されている建物で、オーナーはカナダと日本で不動産業をされており、この『パーティーハウス』はカナダのデザイナーによって、カナダの建築材や家具を使って建てられている。
すっごく素敵なお部屋なのだ(*´∀`*)

いつもはみんなが食べ物やお酒を持ち寄ってワイワイやるのだが、んん?今回はなんかが違う…
なんと、オーナーが“ケータリング”、いわゆる『出張コックさん』を呼んでくれていたのだ。
うわ、出張シェフなんて、なんかすっごくセレブなイメージじゃね?

わーい♪いっただきまーす♪ぱくぱく………

ひーーー、うめーーーー!!ヾ(≧▽≦)ノ彡☆

パエリア、なまらうまい!!今までに食べたパエリアの中で一番うまい!
魚介類のうまみがはじけんばかりに詰まってる。
ラザニアに大感動する人あり、あさりのクリームパスタに「絶品」を繰り返す人あり。
デザートのフルーツにいたるまで、食べやすくて美しい切り方、完熟の甘いフルーツと、細かいところまで気を配ってくれていた。

新鮮で最高においしい食材を食べる機会に恵まれすぎた今年の私。
食材そのもののおいしさだけではなく、食材のおいしさを最大限に引っぱり出す「おいしい料理」にまで巡り合っちゃったよ(*^o^*)

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ローストチキンもおいしかったなぁ。
「ナイフで切ったときに肉汁が流れてくるのは、実は焼きすぎの状態なんですよ。」
と、シェフさん。
そうなんだー。よくテレビで、グリルした肉を切って肉汁が流れ出る映像に「わ~。」という声の効果音をつけてウットリ紹介しているが、視覚的には良くても料理人的にはNGなのだね。

「作っているときに食べたパエリアのおこげも超ウマだったよ!」と興奮気味の若人たち。
シェフさん、色々とお話をしながら料理をするのが大好きなんだって。
奥様ともども、ホテルのレストランで20年近く料理していて、今年から独立してこの札幌初の『ケータリングサービス』をはじめたのだそうだ。
“出張シェフ”というと、恐れ多い高級なイメージがあるが、聞いてみると値段はその辺の洋食屋さんのお食事と変わらない。
自宅やちょっとしたレンタルルーム、夏ならアウトドアなど、どこでも出張して作ってくれるのだそうだ。

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料理と後片付けが済んだところで、一緒に飲み会に参加してもらった。
お二人ともすごく人柄が良く、この仕事が好きでたまらない様子。

「自分でおいしいと思う料理を“おいしい料理”とお客様に押し付けるのはおこがましい事だと思うんです。お客様の嗜好や年齢などに合わせて、お客様が一番おいしいと思ってくれるように料理の方を合わせるのが本来だと思うんです。」
ケータリングをするようになって、相手の顔を見ながら料理が出来るようになったのがとても嬉しいようだった。
メニューの内容も、今日のような若い人たちならしっかりしたもの、ママ仲間の集まりはヘルシー志向、小さい子どもがいれば甘いものも…と、料理も味付けや食材も変えていくのだそうだ。

シェフさんたちとの料理話はすごく面白かったし、集まった友人たち、あまり会った事のない現役の学生君たちとの会話がまた、楽しい。
学生も社会人も、様々なことをしている人たちなので、いろんな分野のお話ができるのだ。
「大切なのは『逮捕』ではなく『判決』なんです。」と語る、若き弁護士のタマゴ君になるほどと頷き、起業のコストと現状を教えてくれるコンビニ経営者のタマゴ(?)君に「ほほぅ~。」と教わり、特許関係の仕事をしている友人の特許こぼれ話に爆笑し。学生君たちは恋バナに夢中で。

私は、秋に作ったハラペーニョピクルスを持ってきていた。
しかし、こんなにうますぎる料理を作ってくれたシェフさんたちに食べられるなんて恐れ多すぎる!逃げろ~!(>_<)

しかし まわりこまれてしまった。

という訳でトウガラシマニアらしいシェフさん達がピクルスを食べ、「おいしい!」と褒めてくれた!(T-T)
途端に他の人たちの評判も「うわー!辛い!」くらいだったのが「辛いけどおいしい」になったぞ(爆)

面白かったー。
でも気がついたら夜中の2時半…(^^;)
年末になって、こんなにいいことがあるなんて。

終わり良ければ全て良し。(笑)


そうそう。
札幌市内しかケータリングは出来ないそうなのだが、家族や友人同士などでちょっとした食事会などをしたい時、是非是非、この出張コックさんを試してごらんなされ♪♪

ケータリングサービス 『ビリオン・ローズ』
by ushimaton | 2006-12-30 14:11 | おすすめ!

サンキュー寒太郎!

さてさて。

うしおば肉の北風クッキング・完結編でありますぞ。

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2日ばかり寒風にさらし、表面がしっかり乾いた頃に取り出して、次のステップへ。

吊るして乾かした肉の方がよく乾いていたなぁ。結構乾き方って違うもんだ。


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これ、何だかわかる人?

ホームセンターやアウトドアショップで売っている、スモークウッドという燻製用チップのカタマリ。
「金の延べ棒」(イメージ)みたいな形をしているもので、これはそれを6つくらいに適当に折ったうちの一つだ。
どうやって使うかというと…


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火をつけると、お線香のようにブスブスもくもくと煙が出始める。
本当は外でするつもりだったのだが、風が吹いていたのと雪が深くなってしまったので、半地下の物置のシャッターを開けた状態ですることにした。
いわゆるスモークだ!

「すごい、スモーカー持ってるの?」
持っていません。


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代わりに使ったのは、段ボール。
段ボール箱を逆さにしてかぶせるのだ。
要するに、煙が充満してくれればまずは良いのである。こだわりの人は色々とあるだろうが、私はこれくらいで充分なのだった。

段ボール箱を使う燻製のやり方は、昔アウトドアの講習で教えてもらったのさ♪


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網を使えるようにと、こんな風にしてみた。
ちょうど網にピッタリ(網の方がほんのちょっと長いくらい)の箱だったので、ちょっと上の方で切って(あまり近いと火が通るから)、網をずり落ちないように紐で固定し、フタ部分をピッタリかぶせる。

1時間くらいでスモーク線香(笑)は程よく燃え尽きる。
網の上の肉を交替して、ちょうど2回分だった。

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柔らかい状態がよければ、軽く外気にさらしたくらいで完成。
うちは保存もできるようにとガッチリ乾かしたかったので、それをさらに丸2日ほど乾かして、すっかり「保存食」状態にした。

素敵に脳みそが足りない私は、ご丁寧にスモーク中に乾燥設備をせっせと分解してしまい込んでしまい、スモークが終わってから「あ、もう一回乾燥…」と気がつく(-_-;)
カラスよけの網を張るのはとっても大変だったので、もう一度組み立てる気ゼロ。ということで、新聞と網に並べて、こんな風に乾燥させた(^^;)
乾くと縮むね~。なんとなく損したような(笑)

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完成~~~!!

もぐもぐ。
お、結構しっかり味がついてる。
ペッパーとにんにくの香りがきいているぞ(*^o^*)
噛みしめれば噛みしめるほどに味が出る。干し肉の醍醐味だ。
うまいんでないかい?
軽くあぶって(ストーブの上に乗せたりして)食べるとまたグー。

昨日はビールと山ブドウ酒を飲みつつ、皆で味わったのでありました。

そんな訳で、『北風小僧クッキング』正解は、ビーフジャーキーでしたー!

詳しい作り方を読みたい人は、続きをどうぞ♪
by ushimaton | 2006-12-15 18:30 | おすすめ!

サボンとリン酢

牛絵描きミホちゃんに、手作りのオリーブオイル石鹸をもらった。

たまに小耳に挟む、“手作り石鹸”とかいうもの。
聞いたことはあっても、「小学校の科学クラブで作ったっけなー」くらいで、自分で作りたいとは全く思わなかった(笑)

私だけをつまみ上げて見てみると、べつにナチュラリストでもエコロジストでもアルピニストでも(笑)スローライフでもロハスでも何でもない。
スーパーで“見切り品”を漁り買うために「ミキラー」という称号をもらったことはある。エコノミスト!?(爆)

そんな程度なのだが、友達には「世間の流行語的にはスローライフとか言われる生活スタイル?」というのをさりげなくやっている、ちょっと素敵な人々がいる。
しかもそういう人々、全然肩肘張らずこだわりすぎず、やりたいようにやりたい事をしているだけでこんな生活になっちゃってます。みたいな雰囲気があって、それがまた良い。
現在、オホーツクの町でごぼうを掘りつつ、等身大の牛の版画を彫りつつ、日々おいしい野菜でおいしい料理を作っているミホちゃんも、なんかそんな感じ。

私も以前、ミホちゃんの住んでいる家のすぐ近くに住んでいたし、下水道は整備されていない事ももちろん知っていたけど、「だから、環境に少しでも良さそうなものを洗剤に使いたい」とまでは全然思いつかなかった。
それでも、自然観察指導員の資格を取る講習を受けたりして、環境に与える影響を出来るだけ抑えることが大切だ、ということもわかってはいる。身近なところから、ちょっとした心がけをすることが重要だとも思う。
でも、実際の生活の私ときたら、たとえば油で汚れた皿を洗う前に新聞紙などで脂分を拭っておく、という行動ひとつ、マイレジ袋とマイ箸を持ち歩くということひとつ(ふたつか?)、わかっているのにしていない。
何もしないでいながら、手作り石鹸ブーム(?)を知っていても、「講習の時、手作り石鹸は実は環境に悪いって聞いたしね~。」と口ばっかり偉そうに言ったりしていた。

が、ミホちゃんの家に遊びに行ったとき、お風呂のときに彼女の作った石鹸を使って、とっても衝撃を受けたのだ。
体を洗うときはそれほど「おや?」とも思わなかったのだが、同じ石鹸で髪を洗って、ビックリした。
はじめは洗い上がりがキシキシになったのだが、『石鹸専用・ひみつのリンス』に髪を浸したとたん、髪が劇的にサラッサラに変わるのだ。
「うわー、すげー!」と感動しながら風呂から上がり、髪を乾かし、乾いた後もなんとなくつい自分の髪を触ってしまう。サラサラっすよー!
しかも、その『石鹸専用・ひみつのリンス』の正体はなんと、。ただのお酢なのだ。(ミホちゃんはお酢にハーブを一緒に漬け込んでいた。)
ミラクル♪

手作り石鹸は、オリーブ、ヤシなどの植物油と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を反応させて作る(大雑把な説明)。合成の洗剤とは原料も作り方も汚れが落ちる仕組みも、全て違うのだそうだ。
苛性ソーダを使うだけあって、もともと石鹸は弱アルカリ性だ。それで、洗面器のお湯に少量のお酢を入れたもの(弱酸性)ですすぐと、中和されて石鹸かすが取り払われ、さらさらになるらしい。

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↑お土産にミホちゃんがくれた石鹸。
“リン酢”は、ピクルスを作ったときに冒険心から買って、結局使わなかったブドウ酢を使ってみる。
ブドウ成分が特に髪によい、とかは多分ないが、ちょっと甘い香りでいい感じだ(笑)

石鹸が合成洗剤より環境にやさしいとか、実は石鹸は環境にやさしくない、とかいう話をちょっと調べてみたら、簡単に言うと

  ・ 合成洗剤は石油が原料で、水生生物への毒性が石鹸よりも高い。
  ・ 一方、石鹸は水生生物への毒性は少ないが、有機物が多いので環境負荷が高い。

…ということらしい。ただ、昔よりも合成洗剤の質は良くなっているし、石鹸の有機物もそれ程問題にはならないようなので、どちらかが絶対良い!超悪い!という話でもないようでもある。
「環境にやさしい」とうたった洗剤に含まれるヤシ油を増産するために、熱帯雨林が切り払われてヤシ園になっている、という問題なんかもあって、ちょっと複雑。

それはそれとして、純粋な使い手として、この手作り石鹸&リン酢、の組み合わせが、とっても私のツボにはまった。
だって、高いシャンプーとか買っている人がかわいそうになるくらい、石鹸とお酢でサラサラになっちゃうんだよ!!

北海道の水は硬度が低い、つまり軟水のため、石鹸かすが出来にくく、石鹸にとても向いているらしい。(それでも石鹸かすはできるけど)
ぜひとも皆様、今度やってみて♪
私は面倒だから、石鹸、なくなったら買うかもだけど(笑)
↑市販の石鹸はまた作り方や成分が違うみたいなので、ハンズとかで“市販の手作り石鹸”(微妙)を買ってみようかと…。

新たなる世界を広げてくださったミホちゃん、サンキュー♪♪
by ushimaton | 2006-12-08 19:50 | おすすめ!

ゆずゆずしい日々

父の知人から、荷物が送られてきた。
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家族「レモンだ!

まとん「違う、見たことあるぞ。
これは柚子だ!!」

果樹として育たないため、北海道では認知度が低い、柚子。
私も数年前に関東に住んでいた頃にいただいて、初めて本物を手にした。
確かその時、「何も手入れしてないんだけど、庭で沢山なっちゃうので困ってるのよ。」と言われながらいただいた。
数少ない経験から、きっとこの季節、本州の庭先では柚子がたくさんなるんだろう、と勝手に結論付ける(笑)

わーい♪珍しい♪♪

早速どう使ってくれようと、あれこれ考える私。
私以外の家族は、「そもそも柚子とはどういう味かしら?」くらいからのスタートなので、加工は私のやりたい放題の独壇場と化した。

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ではではと、柚子マーマレードを作ってみることにした。
参考にしたサイトはこちら

スライスした柚子の皮と、種を取った実(袋ごと!)を煮て、砂糖を加えるのだが、こういう系の調理、というか料理一般に明るくない私なので、とろみ付けに種を使う!という事にちょっと驚いた。
じつは種には、ジャムのとろみの元になるペクチンが豊富なのだそうな。
だから、材料とは別に、少量の水で種を煮て、その煮汁を加えるととろみがつくのだという。
確かに、種を入れて火にかけたら、煮汁がとろとろになった。
面白い~!ガッテンガッテン!(笑)
砂糖の量は柚子の半分弱くらいにして、その半分くらいはハチミツにしてみた。
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みっちゃんの話によると、ジャム類は半月だか寝かせた方がおいしいらしい。
が、我慢できずに次の日に試してみてしまった。

う、うまいぞコレ!!
果肉を包んでいる薄皮の袋(わかる?)ごと煮る、というのが結構驚きで、どんなもんになるのか怪しんでいたのだが(だって袋って、生で食べたら硬くておいしくないし)、くつくつ煮てしまうと全然わからない。
そして、とっても香りが良くて、口中がパーッとさわやか。
なまらうめー。やったー♪

まだ柚子がある。
そこで母が、「テレビでやっていた『柚子味噌』を作ってみたら」との提案をした。
春のふきのとう味噌、秋の南蛮味噌に引き続き、今年は味噌味噌しい一年っぽいな。
で、このページを参考にして、柚子味噌を作ってみた。

柚子の表皮(なるべく薄く剥く)を細かく切ったものと柚子果汁、味噌、酒、砂糖を合わせて鍋でぐつぐつ練るだけ。
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これまた、めっちゃうまいじょ!
おにぎりに塗って焼いてみた。
甘い味噌からふんわりと柚子が香り、あつあつパリッとしたおにぎりと結託して、めくるめく柚子ワールドをお見舞いされた(意味不明)。

柚子、ブラボー!!

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話題の「柚子茶」も仕込んでみた。
平たく言えば、『柚子のはちみつ漬け』。
名の通り、スライスした柚子皮と果肉を、ハチミツに漬け込む。
参考サイトはこちら
一日ごとに上下に瓶をかえして、これはまだ寝かせ中♪
お湯で溶かして飲むとおいしいらしい。

ぐふふ、楽しみ♪


まだ、ちょっと残ってるんだ~♪
どうしようかなー。

おすすめの食べ方情報求む(^0^)/
by ushimaton | 2006-12-02 23:28 | おすすめ!

びぶりあちぇーか

本を読むのがすごく遅いうえに、続けてしばらく読んでいると意味がわからなくなる(笑)ため、あまり利用する事がなかった、図書館。
返却までに読み終わることが非常に難しく、返しに行くのも一苦労だし。いや、借りたときと同じように行くだけなんだけど。

それでも、古本屋などのない小さな町などに住んだ時などは、延滞確信犯的に借りにいって、割と利用したりしていた。
借りなくても図書館はけっこう好き。
街によってはDVDの視聴をさせてくれたり、貸し出してくれたりするし、ちょい読みしてみたい本などをかじることもできるし、絵本も沢山あるし(笑)

ちなみに私の特技は、本屋や図書館の立ち読みでもうっかり泣くこと(-_-;)
特に書店の絵本コーナーなどで、チビッコまみれの中で泣いてしまった時は、ごまかすのが非常に難しい。鼻水は垂れてくるし、鼻はすぐ真っ赤になるし…思い出しても恥ずかしいっすー(T-T)

で。
この前、わりかし近くの図書館に行ってみた。
今なら時間があるから2週間もあれば本は読めそうだし、タダで読める!(当たり前)

札幌市民のはずなのだが、よく考えたら札幌の図書館カードを持っていない。
「カードを作りたいのですが…」とカウンターに行ったら、ニコニコしたおじさんが手続きをしてくれ、図書館の簡単な説明をしてくれた。
…ら、その内容にちょっとびっくりしてしまったよ、私は。

◆カードは、市内の全ての図書館(地区センターなどの図書館含め数十ヵ所)で使える。
  …うんうん、便利だね。
◆10冊まで借りられる。
  …結構たくさん借りられるんだ。
◆しかも複数の図書館で「あわせて10冊」。
  …柔軟だね。私はそんなに借りる事はないだろうけど(^^;)
◆現在貸し出し中で借りたい本があったら、「予約」をしておく事ができる。
  …へ~。そういえば母が言っていたかも。
◆電話で欲しい本を言って、自宅に届けてもらう事もできる。
  …なんと!図書館デリバリー!
◆借りた本を、他の図書館に返しても良い。
  …へ~!楽ちんだこと。

図書館利用者が少ないことから、色々とシステムを変えたらしい。
もちろん、図書検索コーナーで、市内の全ての蔵書を知ることが出来る。
(ネットでも出来る。)
便利だな~。知らなかったよ。

やはり図書館、郷土ものにはとっても強い。
マイブームの『松浦武四郎』を調べてみたら、何冊も出てきた。
知床で『紀行集』を買ったときは、「こんなの売ってるの見たことないし。」と思ったが、図書館に行くとこんなにあったんだなぁ。

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沢山あるなかで、子供向けの伝記を借りてしまうあたりに、私の頭脳の限界を垣間見せてしまう(笑)
でも手っ取り早く武四郎どのの生涯を知るには持って来いですってホント。

それにしても、このイラストは悪いけど爆笑っすよ。
武四郎のイメージが…。


…あ、「ビブリアチェーカ」は“図書館”(露)しかし今となってはこれすら正しく綴る自信なし。おいおい自分!
by ushimaton | 2006-11-22 16:16 | おすすめ!

ちょっとしたお知らせなど。

*関東地区ネタをひとつ。*

こんなイベントの案内が来たので、結構重たいお題ではありまするが、興味のある方はいかが?

シンポジウム
『外国人研修生-時給300円の労働者
これからの外国人労働者政策を考える』

■日時 2006年11月25日(土)午後1時30 分~4時30 分(1時15分開場)
■場所 中央大学駿河台記念館370号室

詳細は、こちらのページ。

『小鳥とすずと嫁と姑』などという記事を以前書いた事があったが、私はちょっとこういう関係の話が気になったりする。
気になっているきっかけなどはいい加減なもので、旅行中にカンボジア難民のカナダ人と友達になった事。
それでやっとカンボジア難民について関心を持ち、たまたま外国人移民の多い神奈川に住んだこともあり、国内のカンボジア難民を支援する団体に顔を出したりしてみた。(ってほとんど役にも立たなかったが。)
それから、元職場の外国人たちとの出会いだとか。
実際に友達が『研修生』の落とし穴にはまってしまった事もあったりして、なんだかやるせない世界があるんだなぁ、と、件の“研修制度”にも、ついつい気になるようになってしまったのだ。

たぶん、現在日本でこの“研修制度”でやってきて、実際はかなり安い単純労働力として働いている人たちは、ほとんどが自分たちが「勉強」ではなく「仕事」の要員であると知っていて、そのためにきているのだろうな、と思う。
それでも、たとえば自分がどこか他の国へ行って、周りの人と同じように働いても、「お前は日本人だから給料は半額」と言われたら?と想像すると、それも切ない話じゃなぁ。などと思ったりする。

一方で、そういう“安い労働力”がなくなると経営していけない1、2次産業の末端部分というのがある。
じゃぁこれでいいのか?じゃぁどうしたらいいのか?
問題は簡単なものじゃないんだろうな、と思う。少なくとも、そういうことを知って考えてみるのは、悪い事じゃない。

そんなご案内でありました。


*北海道限定*

なんか、明日の夕方6時過ぎのNHKほくほくニュースを見ると、面白いもんが見られるかもしれないって噂ですぜ。
某酪農サラリーマンのお話だとか♪うしし。楽しみにしとこう。( ̄ー ̄)☆


*ブログと顔文字*

以前から何度か、携帯からコメント書き込みをしてくださった人々(自分も)の書き込み内容が、顔文字の(>_<)を途中に入れたら、その『(>_ 』部分で途切れてその先が消滅する、というのがあったので、エキサイトに問い合わせのメールをしてみた。
翌日に返事が来て、「修正しました」とのこと。
もう(>_<)を携帯で書き込んでも平気らしいっすよー(>_<)(笑)
by ushimaton | 2006-11-15 21:54 | おすすめ!

薬とか宇宙とか英語

何度か書いたが、古本屋の105円ショッピングが好きで(105円が好きというか、慢性金欠で105円ばかり見てしまうというか)、しかし本を読むのが超遅い&長時間読むと途中で飽きてしまうため、一冊を読むのにも結構日数がかかる。

が、みっちゃんの家でのんびりする時だとか、家に帰ってきてからだとかで、最近は割と早いペースで何冊か読んだ。ってたぶん月に1冊半とか(^^;)
結構面白かったよー。

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ちょっと前になっちゃうのだが、レイチェル・カーソンの伝説的(?)著書『沈黙の春』。
私が生まれるよりもずっと前に書かれ、日本語版はちょうど生まれた頃に発行されている。
古本屋で買ったこれは、平成13年、第56刷らしい。
「便利な魔法の薬」のようにして農薬が世の中に出回り始めた頃、彼女のように農薬や化学物質に危惧を抱き、警告を発した人は、どのくらいいたのだろう?

化学薬品の知識がないので、何もかもがかえって恐いような気がしてきたりする。何でもかんでも「わからないから恐い」よりは、ちゃんと勉強して「手放しに恐い状態」をきちんと落ち着かせたいもんだ。
が、一方で、私はそれほど「無農薬有機栽培!」などの言葉にはこだわっていないイージー人間(笑)。「残留農薬には気をつける」と言っていた以前のオヤブンの言葉があるし。
畑作の仕事をしていたとき、無農薬栽培をうたっている農家でも、実際は夜中に散布する事もある、と聞いた。
その行為を非難するより前に、「無農薬がいい」と言うくせに形の揃った、虫のついていない野菜を求める小売業者と、ゆえにそれが当たり前だと思ってしまった消費者に、現実離れしたおかしさがあるという事を感じた。

カーソン氏は、無思慮に農薬などを振りまく事がどれほど危険かを慎重に強く警告しつつ、頭から否定するのではなく、「使用するときはごく慎重に」という姿勢でいた。
理論よりまず真摯で誠実な彼女自身に好感を覚えた。

『一種類だけの生き物を殺す薬などはありえない。』ということ、『人間にとっての“害虫”のいない状態が“バランスの取れた自然”ではない。』ということ、などなど。勘違いしてしまわないようにしなきゃと思った。
そして、薬に頼らないとどうしようも出来ない場面もあるという現実と。
これだけ増えた人間が生きるにはどうしたらいいもんなのか、問題はとっても複雑で難しいのだろう。

谷川俊太郎の『空に小鳥がいなくなった日』を思い出す。
  “空に小鳥がいなくなった日  空は静かに涙ながした
   空に小鳥がいなくなった日  ヒトは知らずに歌いつづけた”

虫や鳥や魚は、何故だかわからないままに死ぬ。
人は何故かは大体わかっても、彼らがそうやって死んでいることが、よくわからない。


それから、日本の同時通訳の第一人者、村松増美氏の『私も英語が話せなかった』。
歴代の首相や大統領に付き、様々な業界の第一級の会議で同時通訳をこなしてきた“ミスター同時通訳”の、英語を学ぶ人への思いや上達へのコツ、自分の失敗談などを軽快に書いた本だった。

私自身が、口に出すのも恥ずかしいくらい話せないくせに外国語学部出身という事や、外国の人と話をするときにいつも苦労をして、そのたびに「語学をちゃんとやろう」とアサハカに決意する(笑)こともあって、こういう人々がどうやって語学をモノにできたのかに興味津々で買ってみた。

うーむ、脱帽。語学の学習を心から楽しんで、しかも(だから?)ものすごく意欲的に英語を吸収されている。語学力よりもその意欲をまず分けていただきたい!

「国際会議の場に行くと、皆がそれぞれのお国訛りの英語で話している。自分の英語に誇りを持って良い。LとRが区別できないのは日本人だけではない。大事なのは発音の良し悪しでも流暢な話し方でもない。英語という”手段”ではなく、伝えたい“目的”の方なのだ。」というような事が書かれており、ちょっと嬉しくなった。
私も、もちろん言葉も身につけたいが、いい“中身”のある人間になりたいなぁ。


幸村誠の漫画『プラネテス』(全4巻)は、もっと前に買った(105円よりも高かった(笑))のだが、無性に読みたくなってまた引っ張り出し、読んだ。
深い漫画っすねー。好き。
近未来SFなのだが、夢あふれる宇宙旅行でもなく、ロボットとか宇宙戦争とかワープとかでもない。
現在もすでに問題になりつつある“宇宙ゴミ”、すなわち秒速数キロで地球の周囲を回り続ける、人工衛星などの部品や打ち上げた時の破片など(これらが他の軌道の人工衛星などと衝突すると、ものすごい破壊力を持つ)を拾い集める職業の人々が主人公のお話だ。
内容はリアル。宇宙生活が長く続き、宇宙放射線に被爆する職業病、宇宙時代の恩恵を受ける先進国と貧しいままの途上国、「正義の行使」で爆弾を大量に軌道投入する大国など…。
ネガネガを噛み締めつつ、ポジティブなところが好きっす。


図書館に行こうかなーと思いつつ、まだ買って読んでない本が残っているとそれも気になったり。でもなかなか進まなかったり。
ジャンルの違う本を交代で読み進めたり。
でも、いつも本を読んでいるわけでもなかったり。

あ、まだ読んだ本あったっけ。
また今度書ーこーうっと。
by ushimaton | 2006-08-22 23:59 | おすすめ!

晩メシ異国情緒

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がかな、何してるの?
実は、餃子の皮を練っている(つもりになっている)ところ。

私たち(私と従妹)の祖父母は、戦前に満州で、中国の人に餃子の作り方を教えてもらって帰ってきた。
以来、『我が家の味』といえばまぎれもなく餃子。
餃子の作り方をマスターするまでは一人前と認めてもらえない!?というくらい、餃子は我が家や従兄弟達一家の重要メニューだ。
白菜、豚肉、長ネギの入った、皮から手作りの水餃子で、大晦日には蕎麦ではなく“年越し餃子”を食べる。その他親戚や知人が家に集まる時の特別メニューとして、普通の餃子の倍くらいある巨大餃子を一度に軽く100個は作る。
手間も力もいるので、人数がいるときしか作らないのだが。
f0032403_20501478.jpg
ちょっと話は飛んで、先日私が埼玉にいる友達とその彼に会って話をした時。
彼は中国人留学生で、東北部の瀋陽が出身だった。
「もう本場のとは違うものになっちゃってると思うんですけど…」と私が我が家の餃子の話をしたら、彼が「僕も白菜の餃子が大好きです!故郷では必ず大晦日に餃子を食べます。」と教えてくれた。
皮が余ったときに『ローピン』という焼き餅のようなものを作る、と話したら、それも同じだという。
やるねぇ、おばあちゃん。
f0032403_20441818.jpg彼が、実家のお母さんがよく作ってくれるという餃子の具を教えてくれた。
細かく切ったニラと煎り卵、それにエビを入れる塩味餃子。聞いているだけで超うまそうで、作ってみたくなった。
で、今いる従妹の家で、一緒に作ってみることにしたのだ!

どうせ皮を作るなら、と、ついでに他のものも作ることにした。
同じ皮を使って作れるモンゴル料理、ホーショール。
羊肉とたまねぎのみじん切りを包み込んで油で揚げる料理だ。これは、以前にモンゴル人の友達が教えてくれたもの。
f0032403_20584742.jpg
これがホーショールを包んだところ。

一人だと面倒だが、二人で作ると楽しく短い時間で作れた。

さらについでのついでで、メキシコの人に教えてもらったアボカドのソースを使ったサラダも作ることにした。
こちらは私が友人たちと家飲み会をするときにしょっちゅう作るから、知っている人もいるんじゃないかな?
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でーきた♪

右がホーショール、真ん中がニラたまエビ餃子、左がワカモレのサラダ。
考えてみるとどれも地元の人に教えてもらった珍品。
味付けはどれもほとんど塩だけだし、作り方もいたってシンプルなのだが、なかなかウマー♪♪
ついつい食べ過ぎてしまう。
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これが、餃子を割ったところ。

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こちらがホーショール。

楽しい「最後の晩餐」になった。
明日のフェリーでようやく札幌だ。
by ushimaton | 2006-05-31 21:15 | おすすめ!


気が小さいのに、珍しいものは好き。 道草を喰って、たまに反芻したり。 牛歩ではありますが。


by ushimaton

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