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秋風のまんなか

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うきうき中標津ドライブの翌日からは、小清水のとみちゃんちに居座って、懐かしの大根農家にてモタモタお手伝いをしております。

本当に楽しくて、大好きだった町。

9年前(!)の夏、自転車旅行で初めてこの町に踏み込んだ時は、特に風景に感動もなく(笑)、「畑ばっかりの町だなぁ。」くらいしか思わなかった。
たまたま、帰路の費用を稼ごうと、町の人にアルバイト先を訊ねてみたら、この農場を紹介された。

夏は畑、冬は酪農のお仕事。
生まれて初めての農業だった。
当時の私にとっては、信じられないほどハードな仕事で、働いている人たちはものすごいタフで元気で、驚いたものだった。

人に恵まれまくって、楽しく過ごして結局滞在1年半!(爆)
自転車旅行は……?(^^;)
ここをゴールといたしました…なりゆきで(-_-;)

かつて、私に素敵な居場所を作ってくれた町。

みんな元気だった。
私の酪農師匠だったHさんは、一昨年とても若くして残念ながら亡くなってしまったのだけど。


南の島の仕事を終えて、まだ沖縄でぶらぶら黒島あたりを回っていたとき、大根親分から、「する事決まってないなら大根抜けや」と電話をいただいた。
そこでの仕事を今の私がまともにできるかは…相当ギモンではあったが、つまりは「久々に顔出せや〜」って言ってくれたという事でもあり。
私も久々に顔出したいサーと思っていたところでもあり。
それで今回、北海道に帰ってすぐに、図々しくも本当に来てしまいましたとさ。
泊めてくれてありがとうとみちゃん(*^_^*)お邪魔してます。


そんなわけで大根仕事。

うむ、やはり、ハードだ(笑)
ハードなんだけど、慣れてきたら少しずつ、楽しくなってくる不思議。
秋風のなかの大根抜き。

この町を出てからの8年。
関東やら南の島やらどこやらそこやら、あちこちでいろんな仕事をしてきた。
中には農業もあったりして。たまには仕事を褒められたりして。
非常に恥ずかしい話ながら、褒められてなんとなく「自分、ひょっとしたらそれなりに仕事できんじゃね?」とか思い上がった部分があったりして。
まとんったら、すぐに思い上がる癖にすぐに凹んだりして、ほんとに付き合いにくいヤツなの(^^;)

それを、悪い感情を伴わずに、謙虚な気持ちにリセットさせてくれる場所だ。と思った。
まぁ要するに、「やっぱり全然ついていけてないじゃん」(むしろ退化)ってことなんだけど(^^;)

のろのろ手伝いをはじめて2、3日後。
「今日は外で晩ご飯食べようよ。」
ととみちゃんに誘われ、とみちゃんの車で、町のレストランに行った。

扉を開けたら、大根親分はじめ、さっきまで一緒に仕事をしていた皆さんが揃って待っていたΣ(@_@)

「サプライズにして黙ってたんだよ〜。」

まんまと驚きました、ハイ。
みんな、びっちり仕事をした後で、お家のことや家族のご飯支度など、色々忙しくて大変なのに。

これだから、みんな好き。
これだから、8年前もここが楽しかったんだと思う。8年間ずっと好きだったんだと思う。

ありがとう。


あと少し、毎日ドジドジしながら(笑)ここで大根抜きをして帰る。
by ushimaton | 2009-09-11 18:30 | はたけにっき

追記とヤギ

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そうそう。

中標津の『牧舎』で、とっても嬉しい出会い、いや再会があった!

今からちょうど3年前、カテゴリー『ほたてにっき』の頃に、一緒にホタテ仕事をしていた、九州のFさんとお会いしたのだ!

Fさんは、今年も夏の間ずっと知床で昆布干しのお手伝いをしていて、今は九州から飛んできた奥様と合流して、2人でゆっくり南下しながらの旅行中なのだ。
「来年で70になるんですよ!」とニコニコ仰っていたが、見えない見えない。
本当にパワフルで活動的ですごい方なのだ。
一緒に仕事していても感心してしまったものだ。
私が南の島にいるときも、ちょくちょく手作りの高菜漬けやら八朔やらを送って下さったり(*^_^*)

今回こうして連絡取り合って都合を合わせて再会できて、本当に良かった♪
奥様とは初めてお会いしたのだけど、これまたすごく若々しくて、優しい雰囲気の素敵な方だった。
なにより、ご夫婦の雰囲気が素敵。仲良しで楽しそうで。
南の島を出てからこっち、そういうご夫婦とばかりやけに会っているような気がするのは、なんかのカミサマが、人間不信になりかねないまとん(爆)に「良い例」を並べてくれたのであろうか?
…などとバカなことを思ってしまったり(^^;)

日程合わせて牧舎まで来てくれてありがとう、Fさん!


それから、荒川版画美術館の訪問者ノートに、ブログ友達のyu-yanさんを発見した!
夏休みの北海道で寄ってくれたのだ。
「都合が合えばぜひ北海道で会おう」と話していたのだが、残念ながら会えなかった(T_T)
でもやり取りはしていて、牧舎に行くとも聞いていた。
だから、ノートを見てとっても嬉しかった(≧∇≦)☆☆

ありがとうyu-yanさん♪


それから、この日行った他の場所というのが、なんと140頭も山羊を飼っているというヤギ牧場。
食用ではなく(ヤギ肉の需要があまりないらしく)、乳を搾るために飼っていて、つまり酪農ヤギバージョン!?
牛も飼っている酪農家さんなのだ。

ヤギかわいかったよ〜♪
いきなりお邪魔したのに、お母さんがすごーく丁寧に、子ヤギから大人ヤギまでぐる〜っと回って案内してくれた。
なんとここには、ヤギの乳搾りマシーン(ヤギ専用ミルカー)があるのだ。
牛の搾乳をするミルキングパーラーのヤギ版があって、ヤギを並べてミルカーで搾る(@_@)
おもしれー!すげー!

ヤギの色々なお話を聞いて、最後にヤギの乳を売ってもらった。
サービスで、この牧場のノンホモ低温殺菌の牛乳もいただいてしまった!!
おいしかった(≧∇≦)
ヤギ乳は、なるほどヤギ!って感じ(笑)
体にも良いらしい。牛乳でお腹ゴロゴロしやすい人も大丈夫なんだって。


色々珍しくて楽しい一日でありました。
by ushimaton | 2009-09-07 19:25 | はたけにっき

東へ

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夜行バスに乗って、はるばる来ました知床の根元。
同じ北海道内の移動でも夜行バスって、考えてみるとすごい(^^;)

今だに何かとお世話になっている、かつての大根親分と我が友とみちゃんに会いに来たのだ。
そいで、ついでにちょこっと大根のお手伝いに。

遊びに来たのはちょうど2年ぶり。一昨年の今頃、やっぱりとみちゃんちで、同じくウシ同僚だったゆうきくんと3人で初の同窓会をした。
(2年前に記事があるけど携帯だからリンク貼れず)
ゆうきくんは今京都で石焼き豆珈琲と天然酵母パンの店をやっている。
(2ヶ月前の記事があるけど携帯だからリンク貼れず)


夜行バスが小清水の町に着いたのが、昨日の朝。

お迎えに来てくれたとみちゃんと、この日は近く(といっても車で1時間なので、北海道的には近いが他府県的には微妙?)の中標津(なかしべつ)に遊びに行くことにしていた。

中標津には、ずっとずっと行きたかった、とみちゃんの版画を展示した小さな美術館があるのだ♪
それこそ2年前のプチ同窓会の時に3人で初めて行った『牧舎』という場所。
酪農家の佐伯さんという方が、倉庫やサイロを改造して、ギャラリーやレストランなどを作っている。
その中にある、『荒川版画美術館』に、今はとみちゃんの牛版画が置かれているのだ!
南の島にいるときにその事をきいて、「それは是非とも行かねばなるまい」と鼻息荒くしていた私をとみちゃんが連れてきてくれた。

1枚目の写真がその『荒川版画美術館』。
サイロを改造した美術館だ。
中には、おおー!あった!!
とみちゃんの牛たち!
やっぱりすごいなぁ。

388(モデル牛の番号)は、このくらいの広い空間が居心地良さそう♪
版画を眺める人と、見つめ返す388との距離感。

この牛の毛並みや肉や骨の盛り上がり、この1本1本が彫刻刀で削りだした線だとは、うーむ信じられん(-_-;)

マジですごいのよ。
まだ見てない人は、道東に行ったら是非。
道道150号線、摩周湖中標津の観光スポット『開陽台』(見晴らしのすごく良い展望台)から養老牛の温泉に向かう途中にございます。
入場無料ですわよ。



『荒川版画美術館』とレストラン『牧舎』

北海道標津郡中標津町俣落 佐伯牧場内
by ushimaton | 2009-09-04 11:55 | はたけにっき

イモート、旅立つ

ひんやりした空気の朝6時。

ざくざくとトマトのハウスに到着すると、どこかのハウスからAsakoさんの「まとんちゃんおはよう~!」という声が聞こえてくる。

ひょいと顔を出してから、奥のハウスに向かって、
「とうちゃんごはんだよー!」
「おー。」
8棟あるトマトハウスの遠くのほうから、トマト氏が現れて、軽トラの近くで3人集合。
気持ち良い空気とでっかい空の下で、朝ごはんタイムだ。
朝3時半に起きて、もう「朝メシ前」のトマト収穫をしているトマト夫婦は、私に合わせて一緒に朝食をとってくれる。

おにぎりの入っている袋に順番に手を突っ込んで、朝の占いタイム。
「ぎゃっ、マヨ!」(まとん凶)
「当たり!」(Asakoさん、手製の“当たり”シールつきおにぎりゲット)

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「笑いが絶えないのが、私たち夫婦の唯一の長所だと思う。」
とおっしゃる二人と一緒の時間は、本当に“笑いで免疫力アップ”な日々だった。

「チョキチョキしますか?」
「うーんと、ヨンケーお願いします。」
「あー、カメスイだ。」

謎のオリジナル言語飛び交うトマト一族。
まとんもすでにその一員である(笑)

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トマト家の忘れてはならない重要スタッフは、もちろんこのタレイアさん。
まとんに、自分と同じトマト好きのオーラを感じたのか、ぴったりマークをされるまとんなのだった。
そのとおりだ、タレさん。
おいらはトマトの国からやってきたトマト聖人、じゃなかったトマト星人なのだよ。

トマト夫婦の選果の真剣ぶりには圧倒された。
私が見ればどれも「おいしいトマト」なのに、その皮の下に隠し持っている甘味を見破り嗅ぎ取り、厳しく振り分けていく。
この前も書いたが、フルーツトマトは、「フルーツトマトの木」があるわけではない。
フルーツ向けの栽培をした木から、特に糖度の高い実だけを選んで、それが「フルーツトマト」になるのだ。
「トマト職人」にはそう簡単にはなれるものではなく、まとんにしてみると同じような見た目のトマトが、二人にかかると「これは絶対おいしい!」とか「これはフルーツではない」とか、どんどん分けられていくのだ。
まー根がまじめなんでしょうな。
どちらか悩むようなトマトがあっても、カンだとかテキトウだとかには決して頼らず、二人で頭をくっつけてうんうん考えて、結局割ってしまって糖度を計って、その後の勉強の材料トマトにしてしまったりする。
まとんは選果は完全にお手上げですな。チョキチョキとかヨンケーとかやっときます(笑)

いつも頭の中、トマトでいっぱい。
こんなに真剣に、「どうしたらもっと良くなるか」を考えている人々が、向上していかない訳はない。

絶対、トマト家はどんどんさらに良くなっていく。
それに、人に大切に守られていく。


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町の人に「姉妹かと思った」と言われて以来、トマト家の妹と化しておりました、まとんであります。
帰るにあたっては、
「妹を旅に出すときの心境はこんな感じかなぁ。」
などと言ってもらったりして(笑)

楽しい日々を、本当にありがとう。
妹はまたいつか、帰ってまいります(笑)

あと、スーパーでトマトを買うとき、鼻をくっつけてにおいで甘さを測らないように気をつけます(爆)
by ushimaton | 2009-08-24 17:15 | はたけにっき

せっかちな風

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道北の町へ、トマトの匂いに導かれて舞い戻って参りました( ̄∀ ̄)


実家に帰っていたのはたったの3日間。
それなのに、戻ってきたら、なんか秋になっていた(@_@)

風のひんやり度が増し、晴れても30度は越すことなく、空がなんか高い(-_-;)
窓を開けて眠っていたのが、寒いからと閉めるようになり。
シャワーで充分だった入浴が、湯船にしっかり浸かるようになり。
布団が重たいのに変わっていた。
「暑かったから使うかもな〜」と今回カバンに入れてきたウチワが浮いてる…(-"-;)

北海道では(他の場所でも?)、「お盆を過ぎたら秋になる」なんてよく言うのだが、ホントにここまで駆け足で来ることないのに…(`ε´)

常夏の南国を出発しまして、北上とともに丸2ヶ月の梅雨。
やっと梅雨地帯を通り抜け、1週間ほどの冷夏の後に1週間ほどの北海道的カラッとした夏を過ごし……
秋ですかい!!(`д´#)
まとん北上し過ぎ!?


この場所に限ってということではなく。これからの長い冬を思うと、ちょっと憂鬱になるような、この感覚。久々じゃのぅ(←むしろ喜んでる?笑)

いやいや、まだまだ気が早い。
昼間は暑いし、朝は4時過ぎにはほの明るいし(ずいぶん短くなったけど)。

アラスカに住んでいた写真家の故・星野道夫が、何かの本で、「夏至を過ぎると、これから夏になるとわかっていても、日が短くなって冬に向かっていくことを意識してしまう」というようなことを書いていた気がする。
全然違う書き方だったかもしれない。
だけど、ともかく、それを読んだ時、私はそのせっかち過ぎるような焦りの感覚が、なんとなくわかった気がしたのだ。
でもうろ覚え暴走で全く違う文章とかだったらゴメン(^^;)

だけど、北の国に住んでいる何人もの人間が、まだ紅葉すら始まっていない夏の終わりのひんやり風に、もうせっかちに冬のことを思い浮かべているんじゃないかなぁ、と、思った。


でもね。
冬の前に、何もかもが美味しすぎる「秋」といういい季節が来るんだぜ〜♪♪


写真は、アテネファーム前の白樺の木(まとんの昼休みスポット)と、実り始めた蕎麦畑でございます。
by ushimaton | 2009-08-18 22:51 | はたけにっき

おしどりトマト

全国のトマト農家さん、うしまとんは、このAsako&トマト家以外ではトマトの仕事をしないことにいたしました。
熱烈な引抜にも応じませんわよ。ごめんなさいね。
って、どんだけ?なにさま!?誰も引き抜きになんてこねーよ!!(爆)

ただのトマトでも育てるのは大変なところ、トマト家のようなバリうまフルーツトマトを栽培するとなると、大変な心配りと秘伝の技術を要するものなのだな。

フルーツトマトって?

小粒で、普通のトマト3個分を1個につめたような高糖度のトマト。
しっかり張った皮の内側に、ジューシーで甘みと酸味を閉じ込めた果肉が詰まっている。
私も関わるまで知らなかったが、「フルーツトマトの木」があって、それを栽培したら実がみんなフルーツトマトになる、というわけではないのだ。
同じトマトでも、水や土や様々な要因で、フルーツトマトではなく「おいしい“フツーノトマト”」(笑)になってしまう。
そんなわけでまとん、トマトのことはまったく何もわからないが、トマト家の秘伝を(知らないけど)守り抜くことにいたしました(笑)



さて。

土曜日に札幌に帰ってきました。
が、
もう少しの間、お手伝いにお邪魔することにいたしまして。
トマト禁断症状の出る前に!?とんぼ返りで明日からまたちょこっと、トマト畑に戻ってまいります。

これ、こちらの庭で育てていた「マイクロトマト」の実。
うーむマイクロ。
f0032403_9345574.jpgお手伝いしている農場は、ブログ友達のAsakoさん&トマト氏のご夫婦が運営されている。
ほんわかしてやさしい、癒し系の空気に満ちた農場だった。

色々おしゃべりしながらのトマト作業はとってもおもしろい。
なんといっても、このご夫婦のコンビネーションが最高で、見ているだけでもほのぼのしてしまう。
東京出身で、様々な経験を一緒に乗り越えてきたお二人は、まさしく“おしどり夫婦”。
お二人が言うには、性格やタイプはお互い正反対だそうで。
文系マック夫と理系ウインドウズ妻。
そして、その「違うからこそうまくいく」コンビネーションを、本当に最大限にうまく活かしている。
「違う」部分を持ちながら、大切な根っこの部分が一卵性みたいに同じだったりする。
一緒にいる時間がどんなに長くても、24時間365日でも、もっともっと一緒にいてもいいと思っている二人組。
結婚20年でも変わらず漂うラブラブ光線は、ここまで来たらもはや不動でしょう(笑)

今回、沖縄を出てからここに来るまでに続けてお会いしたカップルたちには、なんかやけにこういう「安心感のあるラブラブ夫婦」が多いような気がするなあ。
なんか嬉しくなっちゃうねー(´∀`)


f0032403_9555514.jpg毎日とってもおいしいご飯をごちそうになってしまっているまとん。
この日は、「フライド・グリーントマト」を初めて食べた!

「『フライド・グリーントマト』って映画がありましたよねー?私見たことないけど。」
「面白い映画だよ。私は好き。」
なんて会話などしながら。

コーンミールの衣がさっくり香ばしくて、甘酸っぱくて独特の食感で、おいしいもんでございましたよ、フライドグリーントマト♪
トマト家のトマトだから味もしっかり濃くて余計においしいのかも!
青いトマトってこうしたら食べられるんだねぇ(@_@)

トマト家語でいうところの「ぐに~味」の料理らしい( ̄∀ ̄)


思いがけず、トマトのお仕事&初めての町という珍しい経験をさせてもらってしまって。
どれもこれもが本当に楽しくて嬉しくて、いいもんであります。

こんなへっぽこなブログ日記が縁で広がったつながりの世界に、ほんとに感謝。
by ushimaton | 2009-08-16 10:25 | はたけにっき

トマトの町

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ようやく良い天気が続いて、トマトにはとってもいいらしい。


甘味も酸味もしっかり濃くて、さすが日本に名を響かせるフルーツトマトの町の、おいしいおいしいトマトたち。


食べる前に、鼻をくっつけて匂いを吸い込む。
濃いトマトは、匂いも濃いの。初めて知った。
パリッと張った皮に、がぶりと食いつく。
果肉の甘みに驚く。

トマトって、うまいもんなんだなあ…。
すげーわ。ほんと。



「働け!」って?
そうでした(^^;)
こんなありがたいトマトをかじらせていただけた分、リコピンパワーでしっかり働かなくてはな。
リコリコ♪
(↑スペイン語で「美味しい」とか「豊か」)
by ushimaton | 2009-08-10 21:59 | はたけにっき

恵みのおすそ分け

みっちゃんのおうちから、『野菜』と書かれた段ボール箱が送られてきた。
開けてみると、

f0032403_04632100.jpgおおおお、畑の幸!!

とうきび(とうもろこし)と坊ちゃんかぼちゃと、巨大パプリカだった♪

このとうきびは、最初の発芽がひどく悪かったために後で撒き直したヤツラ。
6,7月にみっちゃんの家で、いろんな奴との攻防戦を繰り広げ、最大の敵である「冷夏」にやられかけて、「もう間に合わないんじゃない?(収穫できるほど育たないんじゃない?)」とまで言われていた、ヤツラが頑張って実らせたとうきびなんだね(T-T)

こんなに元気に立派な実をつけて。
よかったよかった。

「ひーちゃんから」というメッセージ付きで、どっからどう見てもまだ若い、小さいとうきびも一つ混入していた(-_-;)
あ、ありがとう…。

f0032403_0542632.jpgそれにしても、なんと巨大なパプリカ!!
かぼちゃよりでかいやん
( ̄〇 ̄;)

母、父、妹と、家に帰ってきた順に、箱を覗いては
「ひー、でかい!なんじゃこりゃ!」
と悲鳴を上げていた。
見た目ですでに充分楽しませてくれて、ありがとう(笑)
その晩にはもう、スライスされてみんなの胃袋に収まってしまったよ。
甘くておいしかった☆

坊ちゃんかぼちゃも沢山なったんだね~(*´∀`*)
よかったよかった。

畑のその後が気になって、「大きくなった?」とかうるさくメールしたりしていたら、モノで返事が来た感じ(笑)

ひまわりも咲いたのかな?
(と書いて、ひまわりが送られて来たらどうしよう。爆)

f0032403_111345.jpgとうきびは、届いてすぐに皮をむいてレンジでチンして、お昼ご飯になった。
うちはここ近年、とうきびはゆでずに電子レンジで調理する。
水で軽く洗って濡れたとうきびに塩を全体にすり込んで、薄手のビニール袋に入れて、口を縛らずに一本あたり約4分加熱するだけ。
レンジの方が、簡単だしうまみが逃げずに味が濃い!と母が大絶賛しているのだ。

うーん、完熟!
もっちりした食感でおいしかった☆

そう、手前の小さくて白いのは、ひーちゃんからの愛のプレゼント。
うばちゃん、ちゃんと調理したよ。
ちゃんとバリバリ食べたよ。
ちょっぴり青臭い、ひーちゃんの愛情。五臓六腑に染み渡ったよ。

かぼちゃは、まだとりたてっぽかったので、ただ今熟成中☆(ただ日陰に置いておくだけ)
1,2週間くらいで食べ頃だろうかねぇ。
ちょっと調べたら、熟成の温度が高いほど甘くなるけど、日持ちさせるなら低温熟成がいいとか。
悩んじゃう~(と言いながら、中途半端な温度で放置)


全然最後まで面倒見てないのに(むしろ植え逃げ?)、すっかり情が移ってしつこく畑のことを知りたがったりして、挙句の果てに収穫物をこんなにいただいてしまって、なんか恐喝状態でごめんね。
おいしかったよ、ありがとー(*^o^*)
by ushimaton | 2007-09-30 01:18 | はたけにっき

雨の遺産

ようやく天候が回復した南十勝。
あまりに長い低温と雨の影響をもろに受けてしまった牧草畑の、遅れた収穫が慌ただしく続いている。
f0032403_22264651.jpg「車で走ってたら、なんだか黒っぽい畑があって、何だろうと思ったら、牧草地の牧草に種がついちゃってるの。ずっと収穫できなかったんだねー。」
と、みっちゃんの報告。

幸いにもここのところ何日も連続で、ようやく夏を感じる晴天になった。

平和に花が咲きそろった我らが畑のじゃがいもちゃん達。
…と、思いきや……


f0032403_22371887.jpgよく見ると、所々になにやら斑点模様が出来ているではないの。
ほんの一部ならともかく、パラパラと全体に散らばっている。

むむ。
なんかすごく嫌~な感じ…(-"-)
ネットで調べてみることにした。

じゃがいもには、去年かおととしのちょっとこわい記憶がある。
その時は、ある朝じゃがいも畑を見てみたら、突如としてじゃがいもが1ヵ所消滅していたのだ。
泥棒が掘っていったのではなく(笑)、ちゃんと見ると、じゃがいもの株がいきなり枯れて、ぐにゃぐにゃと地面にとろけるようにつぶれていたのだ。
疫病』という、オソロシイ病気だった。
感染すると、一夜にして広いじゃがいも畑が消滅してしまうこともあるという、恐ろしい感染力を持っている。
掘ってみると、土の中のじゃがいもは腐ってどろどろ。
そのままにしておくと、周囲に一気に感染が広がってしまったりするらしい。
大慌てでどろどろのじゃがいも株とじゃがいもを掘り起こした。
堆肥に混ぜると翌年そこから感染するらしいので別に処分が必要で、その後何年かは同じ場所でのじゃがいも作りはできない、とのこと。

疫病じゃがいもは、収穫してから発病することもあるらしい。
以前東京の百貨店で北海道物産展の売り子バイトをした時、農産品コーナーで人気だった『○○農場の無農薬栽培』みたいなじゃがいもがどうやら疫病にかかっていたらしく、お客さんが買って帰った後で腐ってしまい、その対応で大騒ぎになっているようだった。
バイト仲間の人にもらったじゃがいもは、2,3日後には本当に腐ってしまった(-_-;)

そんな記憶もあるので、ドキドキしながらじゃがいもの斑点の病気を調べてみると…
なぬ!?疫病もはじめは斑点が出るって?
写真を見てみると、なんかそっくり。
『疫病にかかった葉は、油がしみたような黒い斑点ができ、裏返すと正常な部分との境目に白く粉を吹いたようなカビが見える。』

ど、どれどれ。
ぺらり。

f0032403_22571017.jpg悲しいくらいにハッキリと確認できた、白いカビ…。

『低温で雨が降り続いたときに特に発生しやすい。』

う~~ん、ひょっとしたらこれは、絵に描いたような模範的疫病じゃありませんかぁ( ̄□ ̄;)


疫病は怖い。それは身を持って知ってる。
なにしろ、その昔ヨーロッパでひどい飢饉を発生させ、食うに困った人々が命からがら大量の移民となって新大陸に押し寄せ、結果としてアメリカという国をここまで作ってしまった(笑)という恐るべき影の主役がこの細菌どもだ。油断ならない。
が、感染した株をこの段階で全て引き抜いてしまうとなると、ほぼ全てのじゃがいもを掘ってしまわなければならない、というくらい、よく見ればいたるところに斑点がある。

諦めるにはまだ未練が残るくらいの斑点の数だが、そっと様子を見るなんてとても出来ないくらいの斑点の数でもある。
どうしよう。

f0032403_23134122.jpg結局、斑点の数が多い2ヶ所を掘り起こして、それ以外は斑点の部分を全て切り取ることにしてみた。

すでに腐ったじゃがいもも少しだけあったが、ほとんどはまだ無事だった。
小さくてかわいい新じゃがちゃん…みんな『ひーちゃんサイズ』だね(哀)

まずはちょっとだけこれで様子を見よう、というのがおととい。
昨日見ると、前日にはなかった斑点がまたぱらぱら発生しているように見えた。
見つけた斑点をまた取り、土寄せをして株を立て直してみる。

今朝。
やっぱり、増えてる。

全滅は決定なのか?
何とかできるのか?

で、本日ついに、昨日帯広に行ったときに買った、疫病用の殺菌剤の散布をした。
自分で調合して散布するのは初めてなので、なんかやたらと緊張した(^^;)
でも考えてみれば、毎日サンちゃんの搾乳で使っている消毒水だって殺菌剤だし、キンチョールだって除菌消臭スプレーだって、身近で慣れているだけで『お仲間』だもんなぁ。

f0032403_23341793.jpg全てのいもを今の段階でプチ新じゃがとして掘り取ってしまうべきだったのか、そうしたところでもう数日で腐る運命なのか、それとも今日の散布が効いて、じゃがいもたちは元気になるのか。
経験が浅い私には、わからないのであります(-_-;)

とりあえず明日の朝がどうなっているのか、ドキドキ。

もう低温と長雨は、いらないよ~。

そんなじゃがいも達を置いて、私は明日のバスで帰っちゃうし…(T_T)
by ushimaton | 2007-07-26 23:47 | はたけにっき

つわもの収穫♪♪

青空だわーーーーー!!

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実に約20日ぶりに、お日様が地面を照らしてくれた。

あまりに久々のことで、
「ど、どうしよう。晴れてる。」
「暑い!まるで夏みたいだ!」
などとおたおたする我々。
暑いといっても、最高気温が22,3度くらい(笑)←でも久々の20度越え!
すっかり太平洋岸な体質になってしまった。
札幌に帰ったらやっていけるんだろうか…(^^;)

f0032403_6554088.jpgやっと雨が降りやんだ頃に収穫した、畑の幸♪
わーい☆☆\(^o^)/☆☆

長袖を手放す生活なんて考えられない!という低温な日々にも負けず、頑張って大きくオガッて(育って)くれたなぁ。

天気が回復気味なときに収穫した野菜たので、まさにこの暗黒の(笑)20日間に育ったツワモノどもということ。
意外にも寒さに強いことを見せつけてくれた水菜は、これで一株分なのだ。でかい!
この日の収穫は、中玉トマトが2つ、キュウリ、カリフラワー、間引きルッコラなどなど。
すでに水菜のアタタ穴は私達の目には映らないも同然なほど気にならなくなっているし、カリフラワーもちょっとかじられてるけど、いいの。気にしないの。
カリフラワーってあまりなじみがなかったのだが、とりたてってむちゃんこおいしいのね♪
甘くてみずみずしくて、柔らか~(*´∀`*)

とはいっても、コレだけ続いたぐずぐず天気の影響を受けないはずはなく、次々にぱっちんぱっちんとはちきれるように割れてしまったラディッシュ。割れても洗って食べていたのだが、この日に収穫したのは…

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わっ!!
どうしちゃったんだ!?(@_@;)


うーん…さすがにコレは、食べようがない…。


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かなり前に「色づいてきたねー。」と言っていたまま、ものすごくゆっくりとようやく赤くなった初収穫トマトだったのだが、やっぱりぱくっと割れて『T』のイニシャルつきトマトになっておった(T_T)

他にも、『けなげ』だったイチゴは、カビ病にやられたり、雨でへにゃへにゃになったり、だれも取りに来てくれないで萎れたりで、品種が変わって『あわれ』になっていた…(-_-;)


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収穫後のブロッコリーは、わき芽(?)が大きくなってきた。

何度もおいしいお得な野菜♪


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坊ちゃんかぼちゃ(手のひらサイズの小さいかぼちゃ)も、何となく大きくかぼちゃっぽく膨らんできた(^o^)

これからの晴天に期待だー。


f0032403_1421167.jpgって言ってたら、昨日の夕方から今朝いっぱいまで、もっくもくの濃霧になったぞ(-_-;)

それでも、日が照った後の夜って、野菜はひっそりと成長するものなんだねぇ。
朝畑を回ったら、今までずーっと「枯れないけど、大きくならない」状態だったコリアンダーなどがはっきりわかるほど大きくなっていた。

ひーちゃんも大好きな新しい下駄でお散歩できるようになるから、もうちょっとのあいだは晴天でどうかひとつ。

今週末には札幌に帰る身としては、少しでももっといろんな野菜を食べておきたいわ♪
by ushimaton | 2007-07-24 14:36 | はたけにっき


気が小さいのに、珍しいものは好き。 道草を喰って、たまに反芻したり。 牛歩ではありますが。


by ushimaton

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☆★うしまとん★☆

 生まれと育ちは北海道

 震災被災地にお手伝い
 行っております

 コメントの返事が
 とどこおりがちですが、
 嬉しくありがたく
 読ませていただいています

 自分のブログの更新する余力がなかなかなくなってしまいましたが、日々の報告メールをこちらに出しております。
災害移動支援ボランティアRera


 
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