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伝統と現実の島

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ここのところ、毎日欠かさず私を翻弄しているものがある。
それは、天気予報。

昨日まで、明日は思いっきり雨マークだったのに、今日見たら晴れ時々曇りとかひどくね?
予定が立たないってば(-_-メ)
「明日は天気悪いから、明後日遠出しよう」と思って眠り、朝起きたらピカ晴れ(@_@)しかも晴天予報だった翌日が雨予報!
慌てて準備して、離島行きの船乗り場へと出かける。
毎日それの繰り返しですねん。


八重山諸島の中心地、石垣島に滞在中でござりまする。
宮古からまた改めて舞い戻った形ですな。前回はうみんちゅたちと潮干狩りくらいしかしなかったから(笑)

そういえば、結局うみんちゅたちはイカ漁思わしくなくついに終了、本拠地である沖縄本島の港に着いたらしい。
久々の本島でまぁ楽しく飲んではいるんだろうけど、酔っ払って夜中の2時に電話するな(-"-;)


八重山の島々は、イメージしていたほど遠いわけではなかった。
ほとんどの島は、石垣島から日帰りできるほどの距離。竹富島などは船でたったの10分!近!

さっそく、ちょっと憧れの竹富島。
行ってきました。

竹富島は、古くからの伝統行事などの息づく、赤瓦の昔とかわらぬ家並みの島として有名。
学生の頃に民俗学で、この島の『種取り祭』のビデオも見た。その強烈な異文化に圧倒され、しばらくは祭のモノマネやイラストが流行したっけな(笑)

いざ古き美しき、八重山の世界へ…高速船で10分、400円で…(笑)

朝早い船に乗ろうと、ターミナルへ行く。
ターミナルは空港よりもずーっと立派で驚いた(@_@)たくさんの桟橋から、たくさんの高速船がひっきりなしに出入りしている。
まだ早いから、船もすいているかなぁ?
桟橋の乗り場は人もまばら…おっ、船が来たぞ~…わわわわっ!?
出航時間間際、大量の乗客がわさわさわさわさ現れた。3人くらいしかいなかった乗り場が人で埋め尽くされ、バーゲンのデパートが開店した時のように、皆が一斉に乗り口へと殺到!
いやぁ~(*_*)助けて~!

わずかな空間に体をねじ込んで、横入りナナメ入りの応酬をする人々。
50名乗りくらいの高速船は、満員だった。
…船に足をかけるより以前に、どうにもならないくらいに気持ちが萎えてしまった、まとんだったo(_ _)o
あかん…。
まぁ、中国の団体旅行も入っていたから、これも異文化体験?と言えなくもないが、普通に日本の客も同じだったからな。彼女の手を引いて果敢に横入りする男とか、私だったらむしろここで別れるな(笑)

そうか。
八重山は、観光諸島であるわけね。
今まで静かな所が多かった私に竹富島は、なかなかハードなスタートであった。


竹富島、良かったすよ。
景観地区はきれいに整備され、心地よいサクサクの白砂を敷き詰めた白い道、黒い珊瑚を組み合わせた石垣。赤い琉球瓦の屋根を持つ、昔ながらの家々。垣根を飾る赤花(ハイビスカス)やブーゲンビリアの鮮やかな花。
途中何度も通り雨に打たれながらも、雨と太陽の下の町並みを楽しめた。

ただね…。
道々、角々、行き交うのは自転車に乗った観光客たち。
私も観光客なんだけどね(^^;)
なんというか、家並みに見合った生活感が、薄い気がするのですよ。家も、ほとんどが宿や食事どころやお店なんかで。
なんていったかな。メキシコの小さなコロニアルの町に、こんな印象のとこがあったなぁ。綺麗だけど、いわゆるツーリスティックで。
仕方ないんだけど。
そうすることで外貨(誤)を得て、この大切な家並みを守っているのだし。

にしても、毎日こんなにたくさんの観光客に眺められながらの生活って、どんな感じなんだろう。
1日40便も船があるってよ!(@_@)往復で、だよねぇ?さすがに。
子供たちは、すれ違う時には挨拶をしてくれる。
でも、これまで歩いてきた小さな島々の、あの素朴で屈託ない「こんにちは」と、ちょっと違う。“場慣れ”してる。
低学年くらいで、もうこちらの出方を伺うような皮肉な口調で話す子とか(^^;)

島中ぐるぐるぐるぐる、歩くにいいだけ歩き、とてもきれいなビーチから海岸沿いにずーっと行って、ついに誰もいない浜辺の木陰に辿り着き、しばらく昼寝した(笑)

その先の海岸に着いたら、いきなり大量の観光客が現れ、しかもみんなうずくまって何かしていて驚いた。
星砂の海岸なんだって。
取れましたか?星砂。良かったですな。


意外にも、なんだかちょっとしっくりこない、竹富島だったのだ。


水牛、かわいかったよ。
なんか全然和牛や乳牛と違う。
動物園の動物のにおいがするのだ。つまり野生っぽいにおい。
体型もなんか牛っぽくなくて、でも牛顔だし、なんか面白かった。
by ushimaton | 2009-06-21 09:33 | みなみにっき


気が小さいのに、珍しいものは好き。 道草を喰って、たまに反芻したり。 牛歩ではありますが。


by ushimaton

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